音楽
大滝詠一『EACH TIME VOX』。 『EACH TIME』は数あるナイアガラ関連作品の中でも、カタログが一番混乱している作品だ。『EACH TIME』と『Complete EACH TIME』の2種類(厳密にいえば『EACH TIME SINGLE VOX』も含めた3種類)が発売されているが、それぞれが…
普段風呂に入る時は、BluetoothやSDカードの使える防水スピーカーで音楽を聴いているのだが(基本的には曲を飛ばしたりしないので数十枚のアルバムが順繰りに再生されている)、ゆったりと湯船に浸かっていると、今まで聴こえなかった音、いや、聴いていなか…
なんでも、今年初の記事らしい(笑)年末にコロナに罹患してしまい、年明け8日まで自主隔離生活を送っていたが、当然ながら音楽活動の類は一切できず、楽しみにしていた元日の新年会&ライブも棒に振った。それでも、翌週にはバンド仲間からお誘いがあって、…
コロナ禍以降、様々なパーカッション類を集めてきたが、最初に買ったのがカウベルとアゴゴベルだった。両方ともプレイテック製で、カウベルはSMLの3種類買っても1,320円とすごぶる安かったんだが、当然ながら音も良くない(同時に買ったアゴゴベルは全く使い…
TAMAから以前販売されていたミニ・ティンバレス・セット。2年半くらい前から、いつかこいつを買ってやるぜと思っていたのだが、いつの間にか販売終了に!そして最近になってようやく発売されたのが、このBlack Steel Mini - Tymps。黒くなって(しかも少し高…
コロナ禍以降、バンドやプロジェクトが立ち消えたり、或いは新たに発足したりと、中々落ち着かない日々ですが、そんな中でパーカッションの類を充実させようといった目論見があって、まあ、それは自分自身の自由度を上げようという考えでもあるんだが、とり…
9月18日、「東京燈夜」と銘打たれたフェイ・ターンさんとKOWさんのライブが碑文谷APIA40に於いて行なわれた。会場に入ると、フェイさんの手によるひょうたんアートがステージの各所に配置され、内蔵されたLEDが怪しげに光り、場内を異空間のごとく照らしてい…
8月20日、KOW(曽我部晃)と小俣慎一のユニット、ファーカンダのレコ発ライブへ出かけた。ファーカンダは、メンバーである、おまたんこと、小俣慎一(アコーディオン)と、今回サポートを務めたバックのうち2人が、私と同じバンドのメンバーで(現在はオリジ…
散々苦言を呈したところで、次はいよいよその音質である。前回も書いた通り、『NIAGARA TRIANGLE Vol.2 VOX』本編は、Blu-ray Disc(Blu-ray Audio)に収録されたこのハイレゾ音源のみのである。従って、今回の新しいマスタリングは、通常盤を入手しない限りは…
このブログ、実は記事にならなかった下書きってのがたくさんあって、その理由の殆どが、記事の内容が古くなってしまったというのが圧倒的なのだが、内容が文句ばかりになってしまったから、というものもかなり多い。そして、その両方を併せ持つこの記事は、…
最近、練習場所に自前でドラムやパーカッション類を持ち込むことが多いのだが、悩みの種は何といってもハードウェア類の運搬だ。今まではコンテナを使っていたのだが、駐車場から少し離れた練習場所までを何度も往復するのが大変で、一度に運べるこのハード…
小径シンバルは、1本のスタンドに複数枚をセットする事が可能だが、今回はそのセッティング方法を紹介したい。今回使用するハードウェア類は全てTAMAのもので、これは性能的に他社より一歩抜きんでているからだ。メインで使用するのはダブルレッグのブームス…
基本のキである。もし、パーカッションで、一番最初に何を買う?と訊かれれば、いの一番クラベスと答えるだろう。安いし(笑)。ところが、である。買えなかった…。なぜなら、これが一番怖かったから。パーカッションの恐さと言ったら、他に頼るべきものが何…
買う必要もないくせに楽器店のサイトをうろうろするのは、全くもって危険極まりない。特に小型パーカッションの類は、それ程高価ではないものが多いので、気付いたら得体の知れないものをポチっていた、な~んてこともある。それでも、全く使えないかといえ…
ボンゾこと、ジョン・ボーナムが亡くなってから既に40年以上が経っている。にも拘わらず、相変わらずのこの人気っぷりってのは一体どういうことなんだろう? まあ、人は死ぬと永遠になるからってことなんだろうけど、それ以前に、やはりドラマーとしての非凡…
今回はTOCAのDream Chimes。ウィンドチャイムやツリーチャイム、バーチャイムとか呼ばれてるアレです。この手の製品はピンキリなんだけど、こいつはキリの方。まず、この金属のバーだが、高いものはもちろん真鍮製で、文字通り金属の棒なんだが、こいつはア…
ビートルズの楽曲なんかは、実はタンバリンが重要な役割を担っている曲が結構多い。まあ、当たり前すぎてわざわざ話題として取り上げないってのもあるけれど、それにしたって、ライブで演奏するする際に、無いものとして扱われることも多いんだな。まあ、独…
ここ最近、パーカッショニストとして、アコースティックセットやそれに近い編成での演奏が続いているんだが、つくづくパーカッションって難しいなと実感する。この難しさの理由だが、ドラムセットの場合には一般的にはハイハットやトップシンバルを常に一定…
以前買ったCHUMSのスネアケース。これ、本当に気に入っていて、もちろん、細かな部分での不満点はあるんだけど、まあ、それも取るに足らないものだし、何よりもデザイン的に凄く気に入っているんだな。 さて、このスネアケース(正式にはドラメットデイパッ…
個人的な意見を言わせてもらうと、そもそもドラマーってのはドラムを叩く事以外に、ドラムセットという、いわばインダストリアル的な見た目のカッコよさに憑りつかれている人種である。もちろん、金と場所があれば、いくらでもゴテゴテと増やすことは可能だ…
なんでも、今年初の記事らしい まあ、忙しいっちゃ忙しいけど、例によって、他のSNSで記事を書いてるので、どうしてもブログがおろそかになってしまうというのが本当のところだ。 さて、去年辺りから、パーカッション関連の小物類がかなり充実してきたので、…
来春発売となる『NIAGARA TRIANGLE Vol.2 40th Anniversary Edition』のVOX、アナログLP、通常盤CDの全貌が、遂に明らかとなった。VOX、アナログLPについては、発表当初から情報が小出しにされ、既に全ての内容が明らかになっていたのだが、残る通常盤CDの内…
ロンバケ40周年記念VOX発売と同時にアナウンスされていたSACD盤が、先日遂に発売となった。当初は、完全限定生産で1000枚限定ナンバリング仕様と発表されていたが、予約が殺到したため、予約期間内のものには全てナンバリングが入る事となった。発売後に初回…
このアルバムが出た1978年当時ってのは、音楽的ブームとして、まず、フュージョン/クロスオーバーがあった。その前の76~77年ってのが凄い年で、キッス、クィーン、エアロスミスの御三家の人気が爆発した一方、ベイ・シティ・ローラーズの人気が女子の間で…
兎にも角にも、コロナ禍が早く収束してくれないと、この手の小物収集が止まらない!(笑)というわけで、今回はパールのミニカホン、トリノス(Trinos)を買ってみた。一般的なカホンの大きさは、大体46センチ前後の高さと、30センチほどの幅と奥行だが、この…
では、さっそく聴いてみよう!…と、その前に、今回収録された本編の2021リマスターというのが、全くの新しいマスターからのリマスタリングという触れ込みなんだが、同梱されている分厚いブックレットにも、発売前に刊行された『レココレ3月号』のロンバケ特…
ロンバケの日である3月21日に、『A LONG VACATION』発売40周年記念としてリリースされたマテリアルは3種類で、通常盤CD(の初回仕様限定盤2枚組)、アナログ盤LP、そしてこの『A LONG VACATION VOX』である。 このVOXに収蔵されている音源フォーマットは、Di…
PAiSTe 2002 SPLASH 8"である。今更述べるまでもないが、この2002シリーズは名器である。ボンゾ、イアン・ペイス等、名だたるドラマーに愛用されてきた歴史あるシリーズで、その響きは未だ他の追従を許さず、現在でも世界中のドラマーから愛用されている、い…
今年はコロナ禍の影響でやりたい事がほとんどできなかった…なーんてのが、実は体のいい言い訳になっていたりして、ちょいと忸怩たる思いに駆られたりする今日この頃。しかし、自分も含め、音楽仲間たちが、思う様にバンド活動や音楽活動が出来なかったという…
キング・クリムゾン『クリムゾン・キングの宮殿』が発表されたのが1969年。それからなが~い年月を重ねて、去年でなんと50年! それを記念して発売された本作品だが、音源はどれも似たり寄ったりで、食指を動かされる理由は実はさほどない。それでもこれを購…