今の時代、音楽活動を続けるってのは、そんなに難しい事じゃないし、ネットを使えばCDなんか作らなくったって、作品を世に出すことも可能だ。でも、バンドを続けるってのは、そう簡単な事じゃない。もしもバンドマンのあなたが、今、何の不自由もなく、バンド活動を続けられているのなら、その事実に感謝しなければいけないと思う。
約2年前、久しぶりに、というか新しいバンド体制になってからは初めてのライブを行うことが出来た。それで弾みがついて、コンスタントに活動出来ると、自分だけじゃなく、他のメンバーも思っていたはずだ。しかし、現実はそう甘くはなく、バンドはしばしば活動休止状態に陥った。その殆どは不可抗力によるものだが、まわりの音楽仲間の活動を見るにつけ、何か忸怩たる思いがいつもくすぶり続けていた。その間、ジャムセッションや、ライブのサポートやらで、お誘いいただいたりして、それは本当に嬉しかった。活動を続けているという事実が、自分の中の矜持を保ち続けたのだ。こんなふうに、まわりのみんなに助けられて、今回、久しぶりにライブの舞台に立つことが出来た。準備期間の時間的な制約から、完全な状態での演奏が出来なかったのだが、それでも、このステージに帰って来れた事は大きな喜びだった。さて、この先、このバンドは、一体何処へ向かっていくのだろう? というか、次のライブは一体いつになるんだっ!!
OLive Drive Live at Pappy's 2019.04.30
座音会ライブVol.02 会場に足を運んで下さった皆様、錦糸町パピーズの皆様、関係者及び参加の皆さまお疲れ様でした!