普段の晩酌はスコッチをメインにしているが、じっくり飲むときはやはりアイラのモルト、主にラフロイグかアードベッグかラガヴーリン。しかし、このアイラ・モルトに嵌る前は、バーボン一辺倒であった。いろいろと飲み比べて、最終的にエズラ・ブルックスに落ち着いたんだが、このエズラも、普段飲み用の黒ラベルと、じっくり飲むときのOLD EZRA 7或いは12をチョイスしており、今でもこの2本は常備してある。
新ラベルのEZRA BROOKS(左)と旧ラベルのOLD EZRA 12。
ところで、先日酒屋をぶらついていたら、永らく終売になっていた"THE YELLOW ROSE OF TEXAS"の青ラベルを発見!さっそく入手してみた。自分が最後に買ったのはもう7~8年も前の記憶だが、実際に調べてみると、今春(2019)に40ヵ月ぶりに復活した、とある。という事は約4年前に販売停止ということだが、その理由が原酒不足によるものだったという(ヘブン・ヒル蒸留所)。原酒が枯渇する場合、それが公にされる場合も多いので、もしかすると終売前の段階で、日本では入手困難になっていたのかもしれない。
復活したイエロー・ローズ・オブ・テキサス青
この、イエロー・ローズ・オブ・テキサスは、青、緑、黄、赤のラベルが存在し、青は年表記無し(恐らく、バーボンの最短規定の2年)、緑が8年、黄が12年、赤が15年の熟成期間となる。最後に飲んだのは青か緑だった気がするが、実は入手困難になった時期に奮発して赤15年を買ったのだが、記憶では7~8,000円くらいだと思うが、この赤、現在、オークション等の落札価格は約5万円前後という超高額で取引されている。なら、さっさと売った方が得というもんだが、実は、現在で店頭に出回っている青が2年の熟成期間だとするなら、赤の15年となると、あと13年は市場に出回る事はないのである。んじゃあ、それまでにこの酒を売っちゃうのか?と問われれば、多分飲んじゃう。だって酒飲みだから。なんかね、そういう他の人から見ればバカげているような、酒飲みの矜持ってのがあるわけよ。だから、何か凄くいい事あったら開けちゃうぜ(笑)。
赤15年。新しい赤が出るのはあと13年後か?