LPのジャム・タンバリン LP1207-T を手に入れた!

ビートルズの楽曲なんかは、実はタンバリンが重要な役割を担っている曲が結構多い。まあ、当たり前すぎてわざわざ話題として取り上げないってのもあるけれど、それにしたって、ライブで演奏するする際に、無いものとして扱われることも多いんだな。まあ、独立したボーカリストがいれば話は別だが、ドラムにしたって、タンバリンを何かにマウントしない限りは、同時に鳴らすことはなかなか難しい。有名どころではチンリングといって、ハイハットスタンドのロッドに差し込んで使用するものが有名。ボンゾが「モビィ・ディック」で使ってたアレだ。ただし、基本的にはハットスタンドのペダルを踏むことによって鳴る仕組みなので、音量をコントロールすることは、なかなか難しい。まあ、ネジ止め式のものなら、直接スティックで叩くことも可能だが、やはり脱落や破損の可能性が高いので、あまりお勧めできない。

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さて、そんな不自由を解消するのが、このLPのJAM TAMB(LP1207-T)だ。普通のタンバリンをマウントする方式のものは、いくつかのメーカーからも発売されているのだが、ジングル(音を出すあの小さな金属盤ね)が多すぎて、結構うるさい。また、タンバリン自体がスティックの打撃に耐えられなさそうなものも多くて、結局は力の加減が必要になってくる。それに比べてこの製品はジングルが上下2組、縦3列の計6組で、丁度良い音数だ。本体は極めて堅牢で、更にスティックを当てる部分は固めのゴムでプロテクトされており、破損防止かつ適度な反発力を実現している。音数のせいもあるが、音色は煌びやかで上品。ガシャガシャとうるさくならないのが良い。取り付けは、カウベル用のロッドやアタッチメントがあれば問題ない。取り付けスペースに悩む事もない大きさなので、全てのドラマー、パーカッショニストにおすすめだ。価格はサウンドハウスで4,580円とややお高いが、それに見合うだけの価値は十分にある。f:id:hisonus:20220129145220j:plainMEINL GENERATION X 10" FX HAT(左)とJAM TAMB(右)