日程の話。JAMに於けるライブの選択肢は確か、29〜31日の3日間。そのうち、30日はROOTSでのライブがある。おっさん達、何を血迷ったか、JAMでのライブを30日で決定!…あ、いや、要するに、2日間拘束されるか、それを1日で済ませてしまおうか?という選択なわけで、それならば、確かにハードだけれど、30日のWヘッダーで行こうと、要するにそういう事だw
朝早起きして、バスと電車で新宿まで向かう様は、どう考えてもロッカーらしからぬ行動じゃないのか? 今回SAX担当の"宮Sax"が欠場のため、スペシャル・ゲストとしてRumble Fishのギター、山崎示童君を迎えてのライブとなったが、彼は筋金入りのロッカーなので、絶対に電車などには乗らないのだそうだ。かっけー!
さて、ライブの方は"新宿JAM"は昼の部ということもあって、観客が少なかったのだが、ちょいと腕鳴らしくらいの気持ちで挑んだ。前回のライブでは、スティックが折れたり、プラグが抜けたり、小節外したりと、まあ、全員が何かしらのアクシデントに見舞われたので、今回はそのリベンジの意味も含めて、しかしながら、適度に力を抜いた演奏を心がけた次第。その結果、演奏はかなりまとまった出来だった。
"Motorcycle Man"山崎示童のギターが炸裂! at 新宿JAM
さて、バンドマン達はクルマに揺られて一路船橋へと向かう。意外と時間に余裕がなく、飯はコンビにで買ったおにぎり1個で済ませる有様。でもいいのさ、ライブさえ出来れば。ROOTSはサウサリートの忘年会ライブなので、毎年見知ったバンドが多く出演する。今回は個人的に2回目の参加で、前回は2010年だったので、3年前の話になるのだが、主要参加メンバーは相変わらずで、会場はアットホームな雰囲気に包まれる。そして、このステージではスペシャルゲストとしてかずこちゃんがVoで参加。気分も大いに盛り上る。
ゲストVoのかずこちゃんを迎えてのROOTSライブ。ベリー・キュート&セクシー!
今回はちょいとスケジュール的な面でトラブルがあり、演奏時間がかなりタイトな制限を受けたので、演奏中にほぼアイコンタクトだけで(しかもグラサンの上からw)曲長を端折ったりしていたのだが、曲そのもののテンポを上げないと時間内に収まらず、叩いている時の正直な気持ちを述べるなら「殺す気か!」でした。しかしながら、素直にライブを楽しめたという点ではJAMを遥に凌駕していました…というか、シャンパンが入ってオーバードライブしただけという噂もあるがw
さて、今年も色々ありましたが、このAnotherClownへの参加もあって、秋以降は非常に充実した日々を過ごす事が出来ました。支えて下さった多くの方々に感謝しております。そして来年もよろしくお願いいたします。それではよいお年を。
…と、ここで〆るはずでしたが、思わぬ訃報が飛び込んできました。音楽人生に於いて多大な影響を受けた音楽家、大滝詠一御大が本日亡くなられました。音楽に携わるものとして、また、ナイアガラーの端くれとして、痛恨の極みであります。また、これはポップス界、ひいては日本の音楽界にとっての大きな損失なのだと思います。何しろ急な訃報で、今はこれくらいしか書くことが出来ませんが、後日ブログに、なんらかの形で書かせて頂く事になるかと思います。
今は、ただただ、心よりのご冥福をお祈りいたします。