2017-01-01から1年間の記事一覧

ウイスキーに合うアルバム No.14 - ジュリアン・レノン 『フォトグラフ・スマイル』(1998)

インプット-アウトプットという言葉がある。優れたものを生み出すためには、優れたものを吸収する必要があるとう意味なんだが、僕等バンドマンは、プロ、アマに限らず、優れた音楽、或いはそれに付随するアート等の様々な事象を咀嚼・吸収して、新しい何かを…

人は歯を食いしばって生きてはならない…らしいっすよ

人には、なくて七癖なんて言葉があるくらい、自覚している、していないに関わらず、いろんな癖を持っているもんだ。まあ、人に迷惑をかけるようなものでなけりゃ、あんまり気にしなくてもいいんだが、そうとも言えないような癖も実際にはあって、まさか、そ…

ビートルズ『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』の50周年記念盤を聴く(その2)

ビートルズ『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』の50周年記念盤。購入した"スーパー・デラックス・ボックス・セット"では、2CD版のDisc-2「コンプリート・アーリー・テイク」が、2枚(Disc-2〜3)に拡充されている。[Disc-2 コンプ…

ビートルズ『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』の50周年記念盤を聴く(その1)

ビートルズ『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』("Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band"1967)の50周年記念盤。発売当初の喧騒からはや1ヵ月が過ぎたが、内容としては決して満足するものではなかったと明言したい。何か、もうひ…

今年も咲いたよヒメスイレン 2017

今年も咲きました。が、実はちょいとやばかった。この水連は他の水生植物も一緒に植えている(正確には鉢に植えたものを沈めている)のだが、他にもボウフラが湧かないようにメダカなんかも入れている。メダカは冬を越せずに全て死滅してしまう年もあれば、…

そこから見える風景

久しぶりのライブ。正式なバンドとしては多分2年ぶりくらいだった。音楽活動を本格的に再開させたのが約10年前。その時自分の中での決め事があって、それは何が有っても活動は止めないということだった。それは音楽に対する矜持とかそういうものじゃなくて…

くらもちふさこ『花に染む』が完結!

最近じゃあコミックなんかの情報を積極的に追いかけなくなってしまったので、ふらりと寄った書店でいきなり新刊に出くわしたりするが多い。この『花に染む』もそうで、いつのまにやら第8巻で、いつのまにやら完結していた。実は、実際に買ったのは今年の1月…

YesのSACD『海洋地形学の物語』を聴く

何故かわからないけど、世の中にはタイミングってのがあって、それがいつまで経ってもどうしても噛み合わないって事がよくある。そのなかのひとつが、いつかは買おう買おうと思っているのに、何故か買えずに、未だに持ってないアルバムってのがある。まあ、…

ビートルズ『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』の50周年記念盤が発売に

ついにその全貌があきらかとなったビートルズ『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』の50周年記念盤。例によって、様々な組み合わせで製品化されるのだが、ビートルマニアは迷うことなく、スーパー・デラックス・エディション(4CD+DV…

ECMの超名盤『THE KOLN CONCERT』『return to forever』『BRIGHT SIZE LIFE』が初のSACD化!

高校生の頃に行われたジェフ・ベックの来日コンサート。その時帯同していたのは、ヤン・ハマーではなくスタンリー・クラークだった。当時はベーシストにスポットライトが当てられていた時代で、ルイス・ジョンソンやジャコ・パストリアスと並んで人気があっ…

グレーン・ウイスキー初体験。サントリー『知多』を飲む。

普段よく飲むウイスキーの種類は?と問われれば、恐らく多くの人がブレンデッド・ウイスキーか、バーボンと答えるだろう。更にウイスキー好きなら、これにシングル・モルトなんかが加わるはずだ。もちろん、ウイスキーはこれだけじゃなく、数多くの種類が存…

松田聖子のSACD/CDハイブリッド盤を聴く〜『Touch Me, Seiko 』編

松本隆の出世作といえば、太田裕美の「木綿のハンカチーフ」だろう。歌詞の内容は今更説明するまでもないが、面白いのは、この歌詞を東京生まれの、しかも山の手育ちのお坊ちゃまが書いたというところだ。はっぴいえんどと良く比較されるサディスティック・…