正月は溜まった本などを読みまくっていたのだが、その中の一冊が去年の夏に刊行された綿矢りさの第4作目『勝手にふるえてろ』。前作『夢を与える』は正直失敗作だった。綿矢にとって初の三人称で書かれた作品だが、これが良くなかった。主人公がどうにも薄っ…
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