120GBのSSDを240GBに換装(その2)

OSの入ったSSDの換装作業の続き。
さて、無事にクローン化に成功した事を確認したので、後は旧SSD(120GB)と新SSD(240GB)の交換作業を残すのみとなった。PCケースはたま〜に、そう、数ヶ月に1回程度しか開けないので、今回はこの機会に軽く掃除もしておこう。まずは、ケースを開ける前に、電源部から。このケースは電源が底面設置型なので、ケースを倒したら底面の電源ファン部分に溜まった埃を掃除機で吸い取る。ケースのサイドパネルを外したら、VGAのファン及びラジエター部分、更にCPUクーラーのファン及びラジエター部分の埃をエアダスターと掃除機を使って取る。更にファンはウェットティッシュで綺麗にしておこう(手を切らないように注意!)。M/Bもエアダスターで綺麗にしたら、一応各パーツを目視で確認しておこう。


電源は底面設置型なのでケース底面に埃が溜まる。


ScytheのGRAND KAMA CROSS。6本のヒートパイプを搭載する超高性能タイプ。


さて、いよいよSSDの換装となるが、今回購入したブツは東芝製240GBのSSD(CSSD-S6T240NRG4Q CFD販売)で、48gの超軽量モデル。かなりの薄型タイプで、固定用のネジ穴がギリギリ開いているといったかんじだが、マウンタに装着する際に特に問題は無い。


上旧SSD、下新SSD

例によって必要のない2.5インチ用のマウンタとネジが付属しているが、その分安くしてほしいところ。しかし、いつもながら感じるが、従来のHDDと比較するとSSDのなんと軽い事よ! しかも、新SSDは旧タイプより倍の容量があるのに更に軽い! メカ部品が皆無ということもあって、発熱を殆ど気にすることもなければ、取り扱いに際してもあまり気を遣わなくてもいいので、自作作業におけるトラブルのリスクはぐ〜んと低減する。それにしてもこのSSD、いくらCFD販売だからといって、本体表面に何の表記もないので全く持って色気がないw まあ、実用上問題はないけれど、ちょっとばかり寂しい気もする。



120GBの旧SSD。シリコンパワー製。変換マウンタはPCケースに付属のもの。


こちらは240BGBの新SSD東芝製でCFD販売。飾り気が一切ない。


マウンタに搭載したらケースにインストール(格納)して、配線を済ませれば換装作業は完了だ。OSがきちんと起動すれば、この段階で全ての作業は終了となるが、一応、DiskInfoを使って詳細を確認。更に、ベンチなどを回して、大まかな性能を把握しておくといいだろう。(この項、完)


CrystalDiskInfoで詳細を確認。


CrystalDiskMarkによるベンチ。公式値はRead=551.1MB/s、Write=501.4MB/sなので、使用率44%を考慮すればまずまずの値だろう。