Toledoの悪足掻き。

サブ機のCPUはAthlon64X2 4400+(Toledo)(Socket 939)という、今や殆ど価値のないものなんだが、ちょっと調べてみたら、このToledoは2005年に発売されていて、実際に組んだのは2009年の事。実に12年も前に組んだものだが、その時すでに、実力はあるが古くなりかけのCPU、といった印象があったと記憶している。それでも、正直まだもうちょっとは行ける…と思っていた。しかし、7から10に昇格出来ず、結局、(セキュリティ上の問題から)スタンドアローンでネットワークからは外して使っている。ただし、サブ機とはいっても、実際にサブとしてメインに使っているのはノートなので(ややこしい)、こちらはいよいよ出番が少ない状態だ。
さて、このトレド、ネットサーフィン(死語?)したり、動画観たりはサクサクだったのが、最近見かける、4K、8Kの生データなんかはさすがにCPUもメモリも100%振り切ったりすることもあるし、最近のゲームは、ボードゲーム如きでも、もの凄いエフェクト使ってたりして、コマ落ちしたり、カクついたりすることも多い。ただ、Windows7ってのは非常によく出来たOSで、BSoDになることは滅多にない。しかし、さすがに最近は、いとも簡単に落ちたりもするようになって(ただし、原因は切り分けてないのでCPUやメモリのせいじゃない可能性もある)、もう終わりかなと思っていたのだが、DDR400(PC-3200)1Gが、1枚1000円くらいで売っているのを知り、ちょっとだけ悪足掻きしてみようかなと思ったのだ。しかし、到着したメモリは、同じ型番で違うチップが積んであるという酷い有様(もちろん中華製)。これ、デュアルチャネルで動くのん?という一抹の不安もあったが、とりあえず、久しぶりに中身掃除して、メモリ増設ついでに、以前メイン機で使っていたSSDでクローン作ってブート・ドライブにしようかなと目論んだ。

さて、ケースを開けてみると、意外と綺麗。まあ、メイン機にクソ重い作業をやらせない限りは出番がないのだから、当然といったところだろう。クーラー見て思い出したけど、このCPUファンって一度息の根が止まって、オーバーホールして使ってるんだった。確か、中のOリングが破損して、代わりにそこいらにあった同じ径のワッシャーが入ってるはずだが、結構行けるもんだ(笑)。

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掃除が終わったら、とりあえずメモリの換装。今まで付いていたのは1GBx2枚+500MBx2枚の計3GBだが、今回の中華製は、1枚1GBなので、計4GBとなる。
問題は、先に述べた、チップが違うのにデュアルチャネルとして認識するのか?という点。しかし、CPU-Zで調べてみると、あっさりとクリアして、ちゃんとデュアルチャネルで動いていることが確認できた。

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さて、メモリは無事終了したが、ここでもう一仕事。ブート・ドライブとなるSSDのクローン化と換装だ。ド定番の"EaseUS Partition Master"をインスコして作業開始!SSDをフォーマットしていよいよクローン化!と思ったら、ありゃ?ここから先は有料だと!いつからこーなった!そりゃないぜセニョリータ! ネットで調べてみると、今は"Mini Tool Shadow Maker Free"というのが定番らしい。返す刀でこちらをインスコして、作業再開! これは直感的に作業できる優れモノで、サクサクと進んで、あっという間にクローン完成だ! そういやEaseUS Partition Masterは最終的にクローン化されるのは、作業完了後にリブートしてからだったが、これはOS起動のまま一気にクローン化してしまう。
さて、最終的作業として、このSSDの物理的換装。今更だが、この12年で老眼が一気に進み、暗がりでのネジ止め作業っつーものがなかなか辛くなってきた(笑) ネジを何度も落しつつ、ようやく完成! OS起動後に再起動を求められる(良くある話)も、何事もなく無事起動。

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さて、このサブ機、あと何年悪足掻き出来るのだろうか? 正直、そう長くは持つまいとは思うが、とりあえず、もう少し頑張れ、オレのトレド!