120GBのSSDを240GBに換装(その1)

現在使用中のOSはWindows7なんだが、ここのところしつこくWindows10にアップグレードしろと通告が来る。正直いって、8以降のOSはタッチパネルに特化したものなので、デスクトップの自作機を使う者にとって、大したメリットがない。というか、この機能は完全に要らないので、単純に邪魔、なのである。そうはいっても、7のサポート期限もあるし、いつかは10に鞍替えしなきゃならない。そのリミットは、無償アップグレードの期限が切れる今夏までという事になる。現行機のCドライブは120GBのSSDなのだが、このマシンを組んだ時には60GBからスタートした。実は、その時点で既に空き容量が逼迫していて、ほどなくして120GBに換装したのだった。現在の空きは12GB程度で、これは主にキャッシュ領域やら、不要ファイルやらが増殖した結果なんだが、前者は場所を別ドライブ(HDD)に移動する事で、後者はクリーナー等を使って解消する事が可能ではある。ただ、頻繁にそういう事をしなきゃならない様なスペックというのは、非常にお粗末な構成、なのである。SSDも60GB=2万円程度で導入した当初と比べれば、240GBが8千円程度で購入できるのだから、値下がりを期待する時期はとっくに過ぎたと言えるだろう。前述のOSアップグレード期限も考慮すれば、今が換え時なのかもしれない。



というわけで、近所のパーツショップの特売で、東芝製240GBのSSDを7,900円(税抜き)でゲット。早速作業をしてみた。この作業は以前60GBから120GBに換装した時と全く同じ。従って特に目新しい作業はない。具体的には前回同様、"EaseUS Partition Master"という無料のパーテーション管理ソフト(詳しくはこちら)を使って、OSの入ったSSD(Cドライブ)からクローン化。その後SSDを入れ替えるという単純なものだ。では早速作業開始!
まずは、新しいSSDをフォーマットしなければ始まらない。フォーマットはMBRかGPTかの選択を迫られるが、今回は2TBを超えるドライブではないので、MBRを選択。また、完全フォーマットかクイックフォーマットかの選択もあるが、容量が240GBと少なめなので、完全を選択した。…というか、これ、クイックでやったら不具合が出た、って報告を聞いた事がないし、仮に不具合が出たとしても、それがクイックでフォーマットしたから、という証拠とかが何もないんだよね。まあ、それでも時間があれば完全を選ぶけど、急ぐ時はクイックでも何等問題は無いと思う。さて、フォーマットも2TBや3TBのHDDみたく一晩掛る事もなく、1時間くらい?で終了。早速クローン化の作業に入る。

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コンパネ>コンピュータの管理>ディスクの管理、と辿ってフォーマットを実行する。

使用する"EaseUS Partition Master"ってソフトはそもそもはパーテーション管理に特化したものなんだが、クローン化の作業にも使える。OSのコピーという項目もあるが、今回はドライブの引き継ぎなので、クローン化(ドライブのコピー)を選択する。ソースドライブとクローン先のドライブを選択して、後はクローン先のパーテーション領域を最大値に変更(今回は240GB)すればOK。後は再起動後に勝手にクローン化が実行される。クローン化完了後、ドライブの中身を確認して、最後に物理的な換装作業に入る。(この項、続く)


再起動後、OS起動前にコピー作業が開始される。パーテーション領域を変更しないとソースドライブと同じ容量になってしまうので注意が必要だ。