Socket939環境で“FINAL FANTASY 14” のオフィシャルベンチは動くのか?

FINAL FANTASY 11”に続く次期MMORPG、“FINAL FANTASY 14”のオフィシャル・ベンチマークがついに公開されました。このFFシリーズのベンチマークは、通称“FFベンチ”と呼ばれ、特に自作erの間では、ゲームが快適にプレイ出来るか否かの指標よりも、PCの性能を競うためのリファレンス・ベンチ・ソフトとしてよく使われています。さて今回は、タイトルの通り、旧式のCPU環境で最新のFF14ベンチにトライするわけですが、その前に、現在の使用マシンについてちょこっと解説を。CPUはSocket939 Athlon64X2 4400+で、発売当初はIntelの牙城を崩す勢いの、超高性能CPUでした…当初はね(´;ω;`)  もちろん6年も前の、世代的には2世代前(AM2+を入れれば3世代前)のソケットですので、性能的には現在のCPUとは比べものになりません、が、正直、動画エンコード時間と3D描画を除けば、全く問題のない現役バリバリで戦えるマシン。いわば、老兵は死なず、と言ったところ。そしてVGAATi RADEON HD4650。残念ながら、こいつは中途半端で凡庸なGPU。選んだ理由がコンデンサが全部固体で1万円以下で買えたからw 要するに、スペックはあまり気にせずに買ったという事です。最後に、OSはXP HOME SP3となっています。
さて、いよいよこの老兵に、FF14のベンチに挑んでもらいます。まずはオフィシャルより本体を入手(オフィシャルのページはこちら。このページのリンク先よりベンチマークソフトの本体がDL出来ます)。ところがこの圧縮ファイル、DLサイズは172MBですが解凍後のサイズは335MBと約2倍。解凍にベラボーな時間がかかり、まるでこの時点でマシン性能を試されているかの様w 今時のマシンならあっという間に終わるんだろうなあ、などと思いつつ解凍を待ちました。マシンスペック的にはまともには動かないだろうと、事前に判ってはいるものの、やはり期待は高まります。今回のFFベンチは一応主人公の種族を選択できまるので、一番可愛らしい“Lalafell(♀)”をチョイス。最初からResolution-HIGH(1920x1080)でトライという事で、スタート!

 プツン、ウィ〜〜ン…ってあれ? 

いきなりの再起動(・∀・;) もう一度トライするも、やはり再起動が掛かって起動せず。どうやらGPUドライバーが古いようで、考えてみれば去年の暮れから更新してないぞ、CCC(Catalyst Control Center)。そこで10.5へと更新してリトライ! 今度こそ起動した!…とは言うもののロードに物凄い時間が掛かる。そして動きは予想通りカクカクだ。ただし、カクカクながらも大幅なコマ落ちは認められない。場面を一気に端折るようなところはないが、平均的にコマが飛ぶといった感じか。
果たして、ベンチの結果は…560…LOAD TIMEは30996msオワタ\(^o^)/

まあねw さて、大体の結果は見えてますが、今度はLOWで挑戦だ!
結果は…1090…LOAD TIMEは34616mswww

因みに、この判定は “【1500 未満】 動作困難 動作に必要な性能を満たしていません。”との事です。
というわけで、予想はしていましたが、かなり厳しい悲惨な結果となってしまいました。しかしまあ、これで心置きなく新たなる自作機へと移行できますわ…“老兵は死なず、ただ消え去るのみ”。とは言うものの、諸事情によりもう暫くはこの老兵と付き合っていきます。それまでなんとか持ちこたえろ、オレの939!