メモリ再増設

DDR3の最安値がどこまで進むのかは不明だが、とりあえず、ここぞとばかりに再増設(換装)してみた(PC-10600)。Windows7の使用できるメモリの上限は32bitOSでは4Gbの制約が有り、それ以上の搭載はあまり意味が無いのだが、現在使用している64bit(Windows7 Ultimate)の場合は192Gbで、実質的な上限は無いに等しい。今回は、前回の12Gb(2+2+4+4GB)のうちの2Gb部分の2スロット分を換装し、実装16Gbとした(作業の様子は前回と変りはないので割愛)。
さて、換装後、例の"Windowsエクスペリエンス"でマシン性能の評価を更新してみた。結果は以下の通り。各項目の最高値は7.9で、基本スコアは最低値のそれとなる為、今回の評価は7.3となった。(上は運用当初のもので、下が今回のスコアとなる。評価の詳細がハード名から評価内容へと変化しているが、実質的には同内容と思われる)




メモリはその性能を評価するだけなので、今回の換装によるスコアの改善は見られない。GPU関連では最新の性能が底上げされた為のスコア低下と見られる。SSDの転送速度が低下しているのは、空き容量が減った為と思われるが、体感的にそれは感じない。スタートアップに登録されたアプリが増えたため、起動時間が多少延びたが、実測では50秒程度で、それ程のストレスは感じない。7の場合、OS起動時には最小限のドライバしか読み込まない為、高速起動が可能なのだ。勿論、それに加えて、CPUが6コア(ヘキサ・コア)で、その速度を後押ししているのは言うまでもない。
今回のメモリ増設は、延々と内容を保持しながら作業するアプリでは、かなりの効果が期待できるが、それ以外の日常的な使用に関しては、全く変化が無いと言える。
マシンがハード、ソフト供にド安定している為、かつての自作機で味わったあの苦しみはもう無い。それがなんとなく安心であったり淋しかったりする今日この頃である。