ローストビーフらしきものを作ってみる

スーパーの精肉コーナーで美味そうな牛モモブロックを発見! これで、タタキかローストビーフでも作ろうかな?クリスマスだし(ウソ)、 と思い立つ。例によって男の料理なので、細かい事は気にしない。そもそもタタキとローストビーフってどんな違いがあるのかしら? タタキは基本的に肉の表面だけを焼いたら後は氷水に放り込んで身を〆るだけ。当然、中身はレアだ。ローストビーフは野菜や香草類なんかをふんだんに使って焼く。フライパンに蓋をしたり、アルミホイルで包んだりしてじっくりと寝かせて旨味を閉じ込める。食べる時は甘ったるいソースだ。実はこのローストビーフ用のソースってのが甘くて苦手。あと、ホースラディッシュ?あれもなんだか好きじゃない。さーてどうしよう? 冷蔵庫の中を覗いてみるとセロリの葉っぱがあった。葉っぱは薬味として使えるので、家では捨てずにとっておく。例えば、納豆の薬味としてネギの代わりに使うと、さっぱりした風味が味わえる。あとは…なんか芽が出て料理には使えそうにないニンニクが2欠け。んじゃあ、これを放り込んで焼いたら美味しそうな風味が付くんじゃね?
というわけでさっそく調理開始。モモブロックは1時間くらい常温で放置して置きます。下味は「塩コショー」というやつを使います。あの胡椒がパウダー状のやつで、出来れば伯方の塩を使ってるものがいいです。表面に強く焼き目を入れて、あとは適当wというか勘。クズ野菜をポイポイと放り込んで、蓋をして数分間蒸し焼きにしたら火を止めて、そのままの状態で1時間くらいじっくり寝かせます。


蓋を開けてみると、おぉ〜、旨そうな匂いが一瞬にしてキッチンを満たす。


問題は火の入り具合だね〜。おっ、こいつはいい塩梅。見事なピンク色だ。


皿に盛ると旨そうに見える。いや、実際に旨いよ〜。甘いのは苦手なので、醤油とポン酢に粒胡椒を挽いて混ぜたものをタレにして頂きます。


というわけで、今回の野郎の料理は見事に成功! 焼き目を強く付けたら、とにかく焼き過ぎない事と、火を止めたら動かさないってのがキモ。あとは適当でいいです。