カードリーダー

デジタル機器が日常を取り巻いている現在、様々な種類のデータ保存用メモリーカードフラッシュメモリー)が使用されている。これらのカード類を処理するには、やはりカードリーダーを使ってPCで総合的に管理する以外に手は無いが、自作機の場合こういった面に於いて何かと融通が利くのでやはり便利だ。3.5インチベイ(※)は、昔と違ってFDDをあてがう必要が無くなったので、カードリーダーを格納するにはうってつけだ(接続はM/B内のUSBヘッダーピンを使用する)。ただ、カードリーダーは、新しい規格が登場すると使えなくなってしまう場合が多い。例えば、2年ほど前まではケータイのメモリーカードと言えば「miniSD」であったが、現在では「microSD」が主流である。また、SDカード自体も、高速、大容量化が進み「SDHC」にその座を奪われつつある。こうなると、以前のものはお役御免となり、新しいものへ交換せざるを得ない。「microSD」はアダプターを使えば使えないことも無いが、小さすぎて取り扱いが不便なのと、アダプター自体の造りがよろしくないものが多い。現在、最高で約90種類ものカードが1台のカードリーダーで使用可能であるが、普通はそれ程使わない(当たり前かw)。自分の場合「SDHC」(バンドの演奏の録音に使用)、「microSD」(ケータイの画像及びデータ)、「メモリースティック」(コンデジ)「コンパクトフラッシュ」(一眼レフ)の4種類である。PC側から見れば、これらのカード類は単なるイレモノにすぎないので、古くて(容量が少ないために)使わなくなったカードは、オリジナルのデータ、例えばデジカメで撮影した画像やパスワードのバックアップ等に用いる。これで万が一の時でも安心だ。


画像は壱号機。FDDはベイが空いていたので付けてあるだけ。(※)しかし最近のケースには、前面に開口した3.5インチベイ自体が無いものが多いのだ。