HDビデオカメラ Canon iVIS HF R21を手に入れた!

バンド活動の記録用として使用していたビデオカメラが、諸事情により使えなくなってしまったので、新しいものを急遽調達することになった。とりあえず、それなりのモノを早急に用意しなくてはならなかったので、近所のPC専門店にて、アウトレット扱いで売っていた Canon iVIS HF R21を入手することに。ただ、このモデル、既に型落ちしており、普及タイプという事もあって、超高性能というわけでもない。まあ、お手軽に高画質を撮影できますよ、といったところか。価格の方だが、本体が18,700円、これに1,000円の追加で16GBのSDカードが付く。しかし、16GBのカードは今までにも使用していたのでそれほど食指を動かされない。そこで、32GB(CLASS-10)のカードに変更させて、それをプラス2,000円の価格交渉で商談成立! 合計20,700円。アウトレットといっても使用済中古ではなく、開封済未使用の品物なので、付属品や本体は全くの新品で、保障期間のみ3ヶ月という扱いだった。この機種、型落ちしたばかりなので、現在でも、普通に店頭に並んでいるのだが、新品価格は、最低価格で27,500円程度。それ程安かったというわけじゃないが、まずまずのお買い得品だったというところ。
さて、このカメラ、実際の性能ほどうだろう? とりあえず、ひとりでスタジオに入って(個人練習なので¥500/h)様々な録画、録音設定を検証してみました。スタジオでの爆音は、一般的なオート状態では必ず音が歪んでしまうので、マニュアル設定で検証、とりあえずドラムひとりの場合、至近距離からの撮影ではLevel+15辺りが丁度よい。もう少しシビアに調整してもよいのだが、こじんまりとしすぎてしまうので、-12dbを常に超える状態でもあまり気にしない方が良い。まあ、この辺りは普通のハンディ録音機と全く同じ感覚。それと、思ったより内蔵マイクの性能が良く、外部マイクを用意しなくとも何とか闘えると確信した。
購入後に失敗したなあと思った点はをいくつか。まず、今まで使用していたワイドレンズが径の違いから装着できなかった。この機種の径は34mmで、ちょいと探すのに苦労しそうで、今のところ純正以外入手不可能(あっても品切れ状態)。正直、ここが一番の問題点。それと、せっかく価格交渉までして2,000円で手に入れた32GBのSDカードだが、実はこの機種、カードスロットが2基搭載されていたのだ。リレー録画と言って、本体→カードA→カードBといった順に録画が可能。従って、16GBのカードを2枚挿せば32GBと同等の録画時間が稼げるのだ。メモリカードなんて、どんどん価格が下がっていくのだから、今すぐに買わなくてもよかった。あと、気になる点といえば、バッテリーの持ちが非常に短いということ。最高画質であれば、本体メモリの撮影収録時間を下回ってしまう程だ。そのため、外出先での撮影では複数のバッテリーが必要になる。とりあえず、電源調達が可能なスタジオ内なら問題ないが、ライブ撮影ではちょいと足りない。追加購入は必至だろう。


フラッシュの関係でホコリの様に見えるが、一応ラメ入りブラックで、実際にはかなりの高級感がある。


2基のカードスロットを搭載。最近の機種では当たり前らしい。
中央付近にあるのがHDMIの出力端子。TVに直結したらびっくりするくらいの高画質でワロタ!