中の人の誕生日

今日は声優、藤田咲の誕生日らしい。彼女はミクの中の人なんだが、そもそもミクの声を声優に担当してもらう事になったのは、やはり歌手では後々色々な問題が出てくる可能性があるから、という事だったらしい。しかし、もし、ミクの声を彼女が担当していなかったら…などと考えると、ちょっと恐ろしい。ただ、成功の裏には緻密に計算された戦略やら、それに係わる大勢の人たちの熱意やら努力があってこそ、というのは当然なんだが、やはりそれらを導く見えない何か、言うなれば"時代の要請"という大きな力が働いたのだと思う。つまり、彼女がミクの声に選ばれたのも、また、必然である、と。
過去に、音楽は本当にもうダメなんじゃないか、と思えるような時が幾度もあったが、音楽はその度に新しい何かを生み出し、腐り切った時代を切り開いて行ったのだ。VOCALOIDはひとつのジャンルではなく、ひとりひとりが作り上げたみんなの作品であり、ミクはその歌姫なのだ。偉大な作品とは、大いなる妄想の上に成り立つものなのだ。

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藤田咲の電子庭園☆〜さっきぃのおはなばたけ〜