939延命 その1

物語は、1.5TBのHDDをウキウキしながら増設しようとした、まさにその時! 浅間山の水蒸気爆発に共鳴したM/Bのコンデンサが(ひっそりと)噴火していた事に端を発する(写真01(こちらの記事参照)

さて、必要なパーツが一式揃ったところで、一気に組み立て、と行きたい所だが、ちょいと気になる事がある。それはシステム(OS)の入ったHDD。実はかれこれ4年が経過しようとしている。今のところ問題は無いのだが、いつ逝ってもおかしくはない。それともうひとつ。今時のHDDは記録密度が高いため、これをシステムに使うことで、現在よりも、より高速なアクセスが可能となる。以上2点の理由を持ってして、換装決定! 一般的に、M/Bを換装した場合、OSのクリーンインストールは必須。なので、換装しようとしまいと、かかる手間は同じなのだ。更に現在のシステムドライブは丸ごとサブ機へ取り付けてしまうので、必要なデータはそこから取り出せばよい。もちろん、万が一に備えて、重要データだけはコピーしておく。データのバックアップが終わったら、いよいよ分解作業に入る。その前に、CPUクーラーを外しやすいようにベンチマークを走らせてCPUに負荷をかけておく。CPUを取り外す時に一番怖いのが、クーラー側にCPUが(シリコングリスで)くっ付いたまま抜けてしまう、通称「スッポン」である。これでピンを曲げてしまったり、最悪折れてしまえば、即ご臨終となるのだ。クーラーは薄いフィンが使われているので、これを曲げないように注意しながら、グリグリと横に滑らすようにしてCPUから外していく。いきなり真上に抜くと高確率でスッポンだw なんとか上手く外れた(写真2)。どうしても上手く行かない場合はや、スッポンしてしまった場合は、ドライヤーで直接暖めてやると上手く取れる。次に、自作ッカー必須のアイテム「ブレーキクリーナー」(写真03)。こいつはカー用品だが、シリコングリスを綺麗に落してくれる(写真04)と同時に、ゴキジェット並みの殺傷能力を持つ優れモノだw あと、タバコも吸わないのにZippoオイル。これも同様の役割を果たす、が、こちらでゴキブリ退治をするのはちょっと難しい。シリコングリスが綺麗に落ちたら新しいM/Bにセットする(写真05)。向きを間違えてしまうとこれまた即死だ。新しいシリコングリスを綺麗に均す(写真06)。人によってやり方はまちまちで、米粒大のグリスをCPUの中央に乗っけて、クーラーでえいやっ!と押しつぶす人もいるが、間違ってもA型の人間にそんな事は出来ないのだww (つづく)