こわれる

先月のライブでは、演奏中にスティックが折れるというアクシデントに見舞われたが、まあ、何といってもドラマー最大のアクシデントは完全にリズムを外す事なんで、それに比べれば大した事はないんだけど、ライブが終わって帰途に着く途中、チャリの前ブレーキのワイヤーが切れてしまったのには肝を冷やした。何しろ、前のカゴには撮影用の重い三脚やらビデオカメラなんかが積んであったので、それこそ死ぬかと思った。しかし、同じ日にそういったアクシデントが続くと、二度有る事はなんとやらで、やはり何か起こるんじゃないかと警戒してしまう。が、幸い何事もなく数日が過ぎたんだが、先日、冷蔵庫の冷凍室のものが全部溶けているのに気付いた。調べてみると冷蔵室は冷えているのだが、冷凍室がかなり弱くなっており、感じとしては丁度0度くらいといったところ。だから、幸いにして全部溶けて水浸し、な〜んて最悪の事態に陥る事はなかったんだが、まあそれでも、冷蔵庫が壊れたとなると、他の電化製品と違って買い替えは緊急を要するわけで、その手間を考えただけで頭が痛くなった。
…えーと、それを遡る事、約半年ほど前。洗濯機がうんともすんとも言わなくなって、買い替えたのを思い出したんだが、こういった、比較的耐久性のある電化製品が、なぜ同じ年に壊れてしまうのだろう?それが不思議でならない。普段の行いが悪いから、と言われれば返す言葉もないが、それにしても続くときは続くものだ。さて、さっそくネットで情報を仕入れてみるが、冷蔵庫となると、やはり実物を見てみない事にはお話にならないのである。いくらレビューが良かろうが悪かろうが、家族全員が使うものなのだから、現物をみんなで見るのが一番よろしいというわけだ。余程評判の悪いものは除外して、家電量販店の週末のチラシに載っていた幾つかの製品をチョイスし、数店舗を回ってみた。量販店で買う場合、実は土日が一番よろしい。夕方になるにつれて、価格がどんどん下がっていくからだ。ネット通販の価格は反映に時間がかかるので、実は絶対的に安いわけではないし、保証やらの問題もあるし、何よりも一番面倒なのは、自分で設置し旧製品を廃棄する為のリサイクルの手続きやら搬送やら、それらに時間と体力とお金を取られる事だ。最終的に購入を決めた価格の一番安い店が、設置料も一番安かったのはラッキーだった。結局、当日のチラシ掲載価格よりも17,800円安く買うことができたので、浮いた金でステーキ用の肉を買って帰ったのだった(金の貯まらない一家だねw)。