松田聖子のSACD/CDハイブリッド盤、第2チクルス発売決定!

オーディオマニアから大絶賛された松田聖子SACD/CDハイブリッド盤。その第2チクルスの内容がついに発表された。
…と、その前に"チクルス"ってなんぞ?と思い調べてみたら、同一作曲家の作品を連続して演奏する事を指すのだとそうだ。恐らくクラシック音楽用語だと思うが、要するに、それに引っかけた言い回しだと思う。というわけで、その第2チクルスの作品は以下の通り。

・第4弾 2015年08月下旬発売予定
『North Wind』『Silhouette』
・第5弾 2015年09月下旬発売予定
『Canary』『Tinker Bell
・第6第 2015年10月下旬発売予定
『Windy Shadow』『The 9th Wave』

パッケージは第1チクルスと同様、デジパック仕様となる様だ。

予想通り、第1チクルスで抜け落ちた初期のアルバムを揃えてきたが、個人的には、物憂げな雰囲気がアルバム全体を支配する『Canary』が嬉しい。しかも、特別な理由はないのだが、何故かCD未購入であるので、期待は大きい。自分の様な初期松田聖子のファンにとってみれば、一応この第2チクルスの発売を持って、ようやく溜飲が下がる、といった感じだ。本音を言えば、『金色のリボン』辺りもSACD化して欲しいところだが、公式ではオリジナルアルバム扱いされないイレギュラーなアルバムだから、やはり無理なんだろうなぁ。あとは、初期のオリジナルアルバムから抜け落ちた人気作品、例えば「制服」「小麦色のマーメイド」「ガラスの林檎」辺りの作品も何とかして欲しいところ。まぁ、欲を言い出したらキリがないが、とにもかくにも今から第2チクルスの発売が待ち遠しい。

※因みに、第1チクルスのうち『SQUALL』『風立ちぬ』『Pineapple』は既に完売し廃盤。再プレスはない。このSACDは、オーディオ誌『Stereo Sound』とSONY MUSICとの共同企画によるもので、基本的にステサンの通販でのみ発売されたため、その情報に辿り着けず入手できなかった人も多かったようだ。


アルバム『Canary』のジャケット。実は曲目が全て英語表記となっている。