ネット通販等で送料込み1500〜2000円程度で販売されているGREEN HOUSE社製のMP3/WMAプレイヤー「kana micro」を買ってみた。自分はオーディオ派なので、正直言えば音楽を持ち歩いて聴く事はあまりしない。ただ、もうCD-Rを使うMP3プレイヤーの時代でもないので、この値段であればという理由と、あとは話のネタにという事でｗｗ
さて、突っ込みどころ満載のこのプレイヤーだが、ファイルの保存にmicroSDカードを使い（最高2GB、別売）、書き込みはUSB端子経由で直接PCから行うので、煩雑な音楽管理ソフトを使う方式よりはずっと楽だ。一度ライブラリーを作ってしまえば曲の追加削除の作業も必要ない。出かけに必要なカードを携行すればよいだけの話だ。また、PCのデータをそのまま書き込めるので、一般的なUSBメモリーとして、更にはUSBメモリー→microSD変換機としても使えるため、microSD端子の付いていないPCからでも、アダプター無しでのデータ移行が可能だ。ただし、写真を見ても判る通りUSB端子を囲う金属のガードが無い。このため間違えて逆挿ししてしまう事があるので注意が必要だ（ただし、危険は無い）。
さて、短所は書ききれないほどあるがｗ まず、トリックプレイが不可能。基本は再生、一時停止、曲単位での前後スキップだけだ。2GBともなれば400〜500曲の収録が可能だが、最も遠い位置で200〜250曲を1曲ずつスキップするのは大変な作業だ。またバッテリーは最長で2時間。これが長いか短いかは意見が分かれるところだが、充電はUSB端子経由で行うので出先にPCがあればそれが可能。逆に考えれば、PCが無ければ充電すら出来ないのだ。最後に音質だが、そもそもMP3で音質を語る意味は無い。ただし、付属のイヤフォンは糞だ。しかもかなり出来が悪い。是非とも100円ショップの500円イヤフォンに交換することをお勧めする。
USB端子を囲う金属のガードが無い！最初、逆挿しのためPCから認識出来ず、初期不良かと勘違いしたｗ
