Socket 939 Athlon64X2 4200+換装(その2)

換装作業もいよいよ大詰めである。この最小構成による起動実験が上手く行けば、残す工程はマシンの再構築のみである。ただし、今回はシングルコアからデュアルコアへの換装となるため、OSのクリンインスコが必要になるかもしれない。以前の作業では、Cool'n'Quiet(使用状況に応じてコアクロックを変化させたりして、消費電力を軽減する機能)が効かなくなったため、クリンインスコを余儀なくされた。また、Athlon64x2の場合、専用のコアプロセッサーデュアルコア・オプチマイザーのインスコは必須だ。
今回、新規のパーツはひとつもない。もし、起動しないような事があれば、作業中に何らかのミスを冒して、パーツを物理的に破壊してしまったという事になるだろう。さて、パーツの取り付けが終わったら、いよいよスイッチオンだ!


…ここで何かを期待された方もいらっしゃるかもしれませんが、当然、何のアクシデントも起きませんw すんなりとBIOS画面へ。


今回、この画面を前にして発した言葉は「ですよねーー」だwww そう、これが普通なのだ。
こまごました作業はまだ残っているが、長きに亘って格闘してきたCPUの換装作業も、ようやく終えることが出来た。もしも、最初の4400+が不良でなければここまでの苦労は無かったはずだ。しかし、こういったリスクを常に負い続けるのは、自作erの宿命と言ってもいい。しかし逆に、これがあるからこそ自作は楽しいw これでまたひとつ、スキルが上がったと思えばいいだけの話なのだ。