HDD用外部電源

ここのところ、バックアップ・データについての抜本的な見直しを行い、データの移行作業などに没頭しておりました。例えば、4年くらい前に主流であった160GBのHDDも、壊れない限りそれはPCケースの中に在り続けるわけで、ケース全体で所有できるデータ総量の足枷となっているのが現状です。しかし、最近では1プラッタ(データを書き込むディスク)辺りの容量が500GBとなり、1GB辺りの単価も7円を切っています。こうなると、500GB未満のHDDは電気を食うだけの無駄なスペースという事になります。そこで、旧いHDDに収納されているデータを大容量の新しいHDDに移動し、更に別の大容量HDDを完全バックアップ用として設置する事にしました。これにより、データ消失のリスクは飛躍的に減少し、ファイルの場所の特定も非常に判りやすくなります。
ところで、整理した後の余った旧いHDDはどうするのかというと、これはオリジナルファイルの多重バックアップ用として使用します。160GBといえども、決して“少ない”というわけではありませんので、オリジナルファイル(DV動画やデジカメ画像等、消失すると二度と甦らないもの)の多重バックアップ用には最適です。ただし、ここで問題になるのが、HDDの取り扱い。データを参照する度に、わざわざPCケースに取り付けたりするのは大変だし、専用の外付けケースを利用するにしても、単価が高く、何台も揃えるとなると結構な出費になってしまいます。
そこで今回登場するのが、このHDD用外部電源(ようやく本日の主役登場w)。壱號機にはSocket939には珍しく、eSATAポートが用意されており、この外部電源とeSATASATA変換ケーブルを使って接続できるのだ。ん〜、これは便利! ただし、HDDは数ヶ月に一度くらいは通電してやる方がいいらしい。無通電による長期保管は、ヘッドがディスクに張り付く可能性があるからだ(と言われている)。


HDD用外部電源(じゃんぱらで1,280円)とe-SATA変換ケーブル。電源はペリフェラル4ピンにも対応。