サントリーウイスキーHPの商品ラインナップから「北杜50.5°(ごーまるご)」（実売1,000円前後）「北杜12年」（実売2,000円前後）が姿を消した。どうやら終売らしい。
ハイボールの主力商品「角」に近い価格の「北杜505」は、ちょいとお荷物になってきたのかもしれないが、ブレンデッドの「505」と違い、ピュアモルトである「12年」は、競合するブランドが全く無い位置（下位に当たる「膳」が1,000円、上位の「山崎10年」「白州10年」が3,700円程度となる）にあり、終売となる理由が見当たらない。ただ、「505」はキリンの「富士山麓」、「12年」はニッカの「竹鶴12年」辺りに対抗して発売されたらしいが、両者とも完敗といった感は否めないので、やはりこの辺りが要因となっているのかもしれない。まだまだ新しいブランドで、調べてみれば発売が2004年6月だそうだから、6年も持たずにピリオドを迎える事となる。
同時に「無頼派」、「角4ℓボトル」も終売となる。「角4ℓ」はハイボールブームにより（季節的に）原酒不足となる可能性があるためらしい。
