ちょいと日が開きましたが、先日、このブログではお馴染みの、ModsClownのライブへ行って参りました。ここのところ、立て続けにライブを行っている彼らですが、回を重ねる毎にバンドとしてのまとまり感が出ています。前回同様、他の競演バンドは音楽的にも世代的にもバラバラで、リンクする部分は殆ど無い様に思えるんだけど、ただ、唯一の繋がりにして、決定的なるものは、ロックが内包する衝動なんだろう。それは、出演する方も、観る方も同じで、ライブ会場にいた（随分と年の若い）女の子達を見ていたら、昔、ユーミン(松任谷由実)が高校生の頃、夜中にこっそりと部屋を抜け出して（実家は八王子だったと記憶しているが）、都内のライブハウスに入り浸っていた、なんて話を思い出したけど、今でも、そんな不健全な出来事が毎晩何処かで繰り返されているなんて、ある意味、なんて健全なんだろうと思ったりして、何かちょっと感慨深いものがあったのだ。
さて、今回の会場は船橋ROOTS。ここは以前出演した事があるのだけれど、ステージは横長で、ステージ側から見てドラムの右側にでっかい柱がある。従って、ステージ右側のメンバーとはアイコンタクトが取り難く、その分、モニターがしっかり聞こえないとちょいと厄介な事になる。もちろん、ステージ上は位相が錯綜していて、自分の音が聞こえなかったり、或いは、自分の音しか聞こえなかったりと、色々と大変な事ばかりなんだが、そういった意味で、今回はちょいと不穏な部分もあったけれど、この日のライブは、オーディエンスが異常に盛り上がっていて、そういう事は全部帳消しになった。もちろん、リーダーのClownエースことYou1さんの盛り上げ方が相変わらず上手いってのもあるが、それ以前に、バンド自体に勢いがあるってのが大きいのだろう。
ステージ終了後、みなさんと食事をして大いに楽しいひと時を共有できました。ありがとさんです、今後ともよろしく。
今回も大いに盛り上がったModsClownのステージ。
