続・ビートルズの新曲

早速、「Carnival of Light」をYouTubeで調べてみると、いくつかのそれらしい音源がうpされている。ポールの発言通り、即興演奏が繰り広げられているものもあるが、いくつかの動画は完全にフェイクだ。ビートルズの未発表とされる音源を見極めるには、まるで骨董品の目利きと同じくらいの知識と見る目、いや、聴く耳を持っていないと判別できない。当然、過去にそういった、どうしようもないものを掴まされる失敗は何度かやらかした。しかし、それはその場で真贋を確かめられないからで、帰ってからレコードやCDを再生して初めて"やられた!"となるわけだw これはもう、運が悪かったと諦めるしかない。その一部を紹介すると、『リボルバー』の別音源として売り出されていたものは、アルバム全体に単にディレイをかけまくっただけのものだったしw もっと手の込んだものとしては、ある曲の前後にどこぞのバンド?が演奏したパートをくっ付けただけ、なんてものもあった。これは、ドラムのチューニングや、当時としては、有り得ないギターの音色、そして「レコーディング・セッション」に記述が無い事などから贋物と判別した。それに、そんな音源、当時もそれ以降も、全く話題にすらならなかったからww さて、件の動画、YouTubeには10分という時間制約があるので、14分とされる曲長からそれを判別する事は出来ない。だから、ここでは“それらしいもの”としての記述に留めておこう。楽しみはもう暫くとっておこうじゃないか。