Socket 939 Athlon64X2 4400+換装(その4)

正直心が折れそうになりました。とは言うものの、考えてみれば、別にシステムや重要データが破壊されたわけじゃない。ただ、CPUが認識しなかったというだけの話じゃないか! とりあえず、パーツショップの開店時間まで仮眠を取る事にしよう。余程疲れていたのだろう、少ない時間で熟睡した様だ。こういう時の目覚めはすごぶる気持ちがいい! 元気が出たところでショップへ直行する。どうやら店には在庫が無く、返金扱いになる様だ。実はこの時、店側での検証実験も提案されたのだが、万が一、ここで認識したとしても、恐らく自分の環境下では起動しないだろうし、今後の展開が厄介な事になりかねない。ここは返金してもらい、新たなブツを探すのが賢明だろう。…4400+祭りは本当だった。数時間後、全く別のパーツショップで4400+をゲット。値段も全く同じだったが、残念な事にOPNも全く同じでTDP110W版だった。
さて、気を取り直して今朝の続きである。今回、もし認識しなければ、こちらに致命的な欠陥があるとも考えられる、が、2回ともハズレを引く事だってないわけじゃあない。そして、それを検証する事は多分出来まい。どっちにしろ、神のみぞ知る、といったところだ。嫌な予感を振り払い、CPUをソケットに載せてみる。今回は“スカッ”と入った。そう、前回のあの抵抗感、あれが全てを物語っていたのだろう。CPUクーラーとシンクを取り付ける。正念場だ。スイッチON!
「ぶーーーーーーーーーーーーーん」


「来た!来ましたわーーーーーー!」
自作erなる生き物は、この画面を見る為に生きているといっても過言ではない、いや、過言だがw とにかく今回も紆余曲折有ったが、なんとか無事に局面を打開する事が出来た。


後はPC本体の再構築作業を残すのみだ。えっ?終わってない? …あー、そうでした。今まで使っていた4200+を弐號機に換装する作業が残っていたのだ!というわけでまたしても(つづく)