熱暴走!

CPUをAthlon64 3200+からx2-4200+に換装した弐号機に、最近異変が起き始めた。エンコ等の長時間負荷が掛かった状態からOSがフリーズ。データの高速転送時にOSがフリーズ。まあ、これはいいとしても、DVD-Rの焼きミスが連発し始めた時には、もう泣きそうになったw なにしろ1枚40〜50円のディスクが、一瞬でカラス除けやコースターになっちゃうんだから、何ともやりきれない。とりあえず、ケースの側板を開けてみたところ、何やら凄い熱気が! そう、このケースはいわゆる“窒息ケース”と呼ばれるもので、エアフローの確保が全く期待できない糞ケースなのだ。そして、このマザーボード、実は国内向けの939製品が壊滅状態だった去年、台湾国内向けの製品が入荷した時に購入したものだが、日本向けのそれと違って、パーツ等に様々な違いがある。この製品の場合、致命的なのが、サウスブリッジのチップセットヒートシンクが無い事ww まあ、統合チップセットのnForce4みたく、極端に発熱量が多いわけではないので、大丈夫だろうと高をくくっていたんだが、これが尋常じゃない熱さで、3秒と触っている事が出来ない程。経験的に言えば、70℃は軽く超えている熱さだ。この時、一連の不具合が、熱暴走によるものだと確信した。つまり、CPUの高性能化に伴い、作業時に於けるチップセットの発熱量も増加、これによって熱暴走が起こったと推測される。とりあえず、チップセットにはヒートシンクを付ける事にしよう!(つづく)


左:マザーを取り出す。ASUSで基盤がカーキ色なのはローエンドの証。ミドルから上は茶褐色になる。
右:VIA VT8251。ヒートシンクを取り付けるための穴は開いているのだが…。