2009年 VOCALOID / UTAU 10選(その1)

とりあえず、今年の総括…というわけじゃないけど、比較的良く聴いた10曲を選んでみました。ただし、再生回数が5,000回以下の作品限定とさせて頂きました(2009年12月29日現在)。※再生回数につきましては、1月に発表されたものと最近のものを同列に扱うには多少の難がありますが、とりあえずのボーダーとして設定させていただきましたので、ご了承ください。また、作品紹介は発表日時の順で、順位は特に設けていません。

■重音テト オリジナル曲『リリーパッド』(fullver.) (睡蓮P 2009年01月01日発表)

以前から人気の高かった『リリーパッド』のフルバージョン。メロディも素晴らしいが、なによりも歌詞が秀逸。イラストも可愛らしい。


ハウリング 【初音ミク オリジナル】(レイターP 2009年01月02日発表)

かつて現代音楽と映画が親密だった時代を想起させるような作品。畳み掛けるようなスピード感と重厚なサウンドに痺れた。


■【UTAU】 gravitation(オリジナル) 【重音テト】(耳ロボP 2009年03月12日)

良くも悪くも平沢進の強い影響下にあるが、難解と言われる歌詞も、長年平沢ワールドに身を置いている人間にとっては、何の問題もなく入り込んでくる。脳と直結したその感覚の何とも気持ちのいいこと!


■【重音テト一周年記念★】 きみはじつにばかだな 【オリジナル曲】(トナリノ 2009年03月27日発表)

テト生誕一周年記念として発表された作品。テト誕生の経緯を知る人間ならば、誰もが涙する珠玉のバラード。


■【鏡音リン】 伽藍堂インタステラ 【オリジナル曲】(崎崎崎 2009年06月06日発表)

誰に媚びることなく、オリジナリティを追求する姿勢に頭が下がる。インダストリアル系のリズムの扱いが秀逸で、この作品を聴いた時は鳥肌が立った。
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