来春の話だが『NIAGARA CD BOOK I』が発売される事になった。ナイアガラ関連について詳しく語りだすと、いくら書いても書き足りなくなるのだが、現在廃盤となっているシリア・ポールの『夢で逢えたら』や、未CD化となっていた『デビュー』等が収録。また、30周年記念盤の際にオリジナルと異なる収録形態となったいくつかのアルバムが、オリジナルに戻されて収録されるようだ。もちろん大滝本人よる2010年最新リマスターである。個人的には『GO! GO! NIAGARA』の86年リミックス盤（32DH 504）のリマスターを期待しているのだが、これは黒歴史の様な扱いになっているので、まあ無理だろう。大滝に限らず、この辺りの80年代サウンドというのは、今聴くとさすがに陳腐化しており、オリジナルが76年である本作をあえて86年リミックス盤で出す必要性が無いし、また、大滝本人の手によるものではない吉田保リミックスをリマスターするのは無理と判断されているのだろう。まあこれから死ぬまで、86年盤を聴き続けるしかないんだろうなあ…。それにしても26,250円か…ハア。
『NIAGARA CD BOOK I』
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