Voodoo Lotus のライブへ行って来た!

このブログでも何回か紹介している、バンド仲間でベーシストの、マゴノシーンが所属する、"Voodoo Lotus"のライブへ行って来ました。
場所は東新宿にある「新宿JAM」。ちょいとばかり早く着き過ぎて、ライブハウスの入り口は閉ざされたまま。仕方なく、近くのビルの植え込みの縁に座って、本を読みながら時間潰し。幸い気候にも恵まれ、秋の儚げな気な陽射しの中でちょいとばかりいい気分。さて、ようやく開場となり、昼間っからビールなんぞを頂く。この背徳感がなんとも言えず心地よい。日曜日の昼間を借り切ってのワンマンライブという事もあって、周りを見渡すと、前回紹介した"ModsClown"と同様に、アットホームな雰囲気。そして、いよいよ開演となるが、メンバーが登場した瞬間、そのド派手な衣装に、来場者全員がド肝を抜かれるw と、その余韻に浸る間も与えずに、大音響がフロアーに鳴り響く(余談だが、周りの迷惑顧みず、客席の中央に一人で陣取っていたのは私ですw)。事前の知識と思い込みで、コテコテのハード・ファンクを想像していたのだがさにあらず、ジミヘン的アプローチの曲から、それよりも(衣装を意識しないで聴けば)もっとハードロック的な曲もあり、思わず心を鷲掴みにされる。G×2、Bass、Key、Dr、Vo、の6人編成であるにも拘わらず、それ程くどい曲構成にならないのはドラムのL.L.Coolbon氏が実直なまでに8ビートを叩き続けているからだろう。彼は、以前ビートバンドで活動していたので、その辺りが功を奏している感じだ。さらに言えば、以前一緒に演奏した事のあるノブさんのツボを押さえたGの演奏も素晴らしかった。それと、Voが素晴らしい。バラード系の曲が要所要所でメリハリをつけており、ファンク系の脂っこさを上手く中和している。なんというか、ちょいと、歌謡曲ナイズされる前の米米クラブを想起してしまった。
アンコール曲はGのディレイが多目で、Voがつぶやく様なザ・ドゥルッティ・コラム的なOPから、ハードなGソロが切り込んで来るという、非常に印象的な曲。最後はスティービー・ワンダーの「迷信」("Superstition")で幕を閉じた。いやー、実に中身の濃い1時間でした。熱演してくれたバンドのメンバー諸氏に感謝!! また機会があったら呼んでやってください。それと、また一緒にやりましょうね(あっ、マゴノシーンの事書くの忘れた!)


ド派手な衣装で熱演中の"Voodoo Lotus"


個人的に、このライブで一番印象に残っていたのが、この乳児(写真の一番下に写っているちょんまげの子、推定1歳)。多くの子供たちが耳を塞いでいた、このファンクの大洪水の中、微動だにせず、ただただステージに集中している姿に甚く感銘を受けた。この子の将来は有望だ!