"MODS SUNDAY '13"に行って来た!

バンドリーダーYou1さんのお招きで、渋谷のライブシアター「Clubasia」で行われたモッズ系バンドの集うイベント"MODS SUNDAY '13"へ行ってきました。同行したのは撮影部隊でお馴染みのよしべぇであります。会場の前で、いかにも、の格好をしていた青年に声を書ける彼女。彼は「コレクターズ」のマニアで、色々と内情に詳しいらしく、昨今のコレクターズの動向などを教えてくれた。因みに、よしべぇは最後まで彼を"彼女"だと疑わなかったらしいww



ところでこのイベント、開演15:00〜終演23:00までの長丁場、しかも再入場不可なので、会場に長時間缶詰になる事必至。しかも当日は気温が高かった為、開演するまでにかなりの体力を消耗してしまった。まあ、それでも、初っ端で出演した「The Calabash」というバンドがかなり良くて(特にベースのプレイが最高にイカシテいた)いきなり疲れもぶっ飛んだ。それにしても、よしべぇがベースの彼とちゃっかりツーショットを撮っていたのには笑った。



続くいくつかのバンドの中でも、最高に痺れたのが「住所不定無職」だった。曲調はアイドルポップスだが、基本的には70年代後半のディスコチューンや60年代のガールズポップを意識した作りになっているのだが、彼女達の歌声が完全にアニメ声、というかロリ声で、完全に嵌った! 何よりも、彼女達が一生懸命演奏している姿になぜか目頭が熱くなった…あ、完全におっさんw 特に"第二期メンバー"でkbを担当していたシ・ウォンチュ("℃-want you!")ちゃんの演奏に釘付けになった。Kbが2段にセッティングされているのだが、上段のKbのツマミ類を調整するのに手がギリギリ届く程度!それくらい背が低い。ベースのヨーコちゃんとの身長差は20センチ以上だとか! 最後、Gの弦が切れて1曲断念せざるを得ない状況に陥ったが、それをドラムのユリナちゃんが説明したにも拘わらず、ウォンチュちゃんが理解しておらず、カウントが始まった直後にまさかの「ちょっとまった〜」ww 会場中の爆笑を誘った。会場の女性からは年齢を問わす「かわいい〜」の声が連発されたいた。



You1さん一押しの台湾のバンド「旺福("WonFu")」の演奏で会場は大盛り上がりを見せ、満を持して「コレクターズ」の登場となる。OPで肩慣らしとばかりにブルース・ナンバーの演奏が始まるが、基本的には、じらし、といったところ。会場の期待感が膨れ上がった所で、ようやく加藤ひさしの登場となる。コレクターズファンではない自分でも知っているいくつかのナンバーが演奏されると、会場にいる、恐らくデビュー当時からのファンと思しき40代後半の女性達の瞳がが、まるで乙女のそれの様にキラキラと輝きだす! すっかり中年体型の加藤ひさしだが、彼女達の目にはあの頃と変わらない姿で映し出されているのだろう。そんなこんなで、やはり最後はプロの貫禄を見せ付けられ、このイベントを締めくくってくれた…あ、実際にはもうひとバンドあったのだが、電車が終わっちゃうので、大半の客がこの会場を後にした様だ。
帰り、会場の物販でぽつねんとした佇まいでいるシ・ウォンチュちゃんに声をかけて、一番新しいアルバムはどれ?、と訊いたら、"GOLD FUTURE BASIC,"を指差してくれたので、1枚くれ、という意味で人差し指を掲げると「えっ?買ってくれるんですか?」と小さく叫ぶ。最後、お釣りを貰う時に握手をしてもらって、るんるん気分で帰途に着くおっさんであった。えーと、これ、何のイベントだっけ?


GOLD FUTURE BASIC,

GOLD FUTURE BASIC,