このPCはWindows10を実行できません、だってさ。

Windows7以降のOSを使っているユーザーには、タスクバーの通知欄にWindows10への無償アップグレードの為のアイコンが表示されていいると思うが、実は、表示されていない人もいる。それは、使用しているマシンが、何らかの理由で10に対応していないという理由からだ。今年に入って、XPを搭載していたサブ機(Socket939 Athlon64x2+4400)のマザー交換して、7を入れたのだが、8.1にしなかった理由はふたつあって、ひとつは8.1に対してあまり利便性を見出せない(自作機は基本的に独立した液晶モニタを使用しているため)から。もうひとつは、マザーが正式対応しておらず、しかも32bit版しか使えないという事であった。まあ、それはどうでもいいんだが、この32bitしか使えないという事実は、なんとなく次期OSの10がSocket939をサポートしない事を予感させた。果たして、それは現実のものとなった。一向に通知欄に例のアイコンが表示されない事を不審に思っていたのだが、つい先日、ようやく表示されたのだが、それは「939はサポートしません」という通知に他ならなかったのだ。せっかく10が無償で手に入ると思っていたのでこれは少なからずショックだ。使用OSはDSP版なのだが、新しいDSP版はハードとセットで販売、組み立てといった縛りはなく、ただ単にサポートは一切受けられないというだけ。従って、新たなパーツを使って新規に組み立ててもアクチベーションは可能だと思うのだが、現在必要としないシステムを組むための数万の出費は、それこそ本末転倒である。まあ、今のサブ機を使い倒して、ダメになったところで新たなOSでシステムを組むというのがやはり正論だろう。