Pearl Mini Cajon "TRINOS" パール ミニカホン "トリノス" (PMC-TRS) を手に入れた!

兎にも角にも、コロナ禍が早く収束してくれないと、この手の小物収集が止まらない!(笑)
というわけで、今回はパールのミニカホントリノス(Trinos)を買ってみた。一般的なカホンの大きさは、大体46センチ前後の高さと、30センチほどの幅と奥行だが、このトリノスは143x146x234mmとかなり小さめ。サウンドホールのある裏側から見ると、まさに鳥の巣、なのである。

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材質は、打面以外の筐体がMDF、打面がラバー・プレイウッド(ゴムの木?の合板)。打面内側には、スナッピー(スネアのスナッピーを半分にぶった切ったもの?)が、取り付けられている。打面は木ネジ止め、他は張り合わせ。表面の仕上げはプリントではなく、きちんとした塗装が施されており、普通のカホンと遜色のない作りとなっている。

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肝心の音の方だが、当然ながら低音は出ない。打音も音程が高いので、ややヒステリックな印象を受ける。カホン特有の、あの、ゆる~い音は期待できない。しかしながら、これは全て大きさに起因するもので、音質的にはかなりの緻密さがあり、見た目同様、おもちゃっぽい印象は全く受けない。
演奏するには、その大きさから、椅子に座って両腿に挟んだり、胡坐をかいて打面を上にするのがベストだろう。サウンドホールが体で遮られてしまうが、音の大きさには然程影響しないようだ。定価は4,730円だが、実売は4千円を切る。
なんといっても、その大きさから、どこにでも持ち運び可能で、すぐにセッションが出来るのがいい。満足度は100点満点だ!

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