MEINL GENERATION X 10" FILTER CHINA を手に入れた!

個人的な意見を言わせてもらうと、そもそもドラマーってのはドラムを叩く事以外に、ドラムセットという、いわばインダストリアル的な見た目のカッコよさに憑りつかれている人種である。もちろん、金と場所があれば、いくらでもゴテゴテと増やすことは可能だけど、やはり、いかにスタイリッシュにセッティングするかってのが大事で、各パーツを数ミリ単位で調整するのは、何も叩きやすさだけを追及してるからってわけじゃない。見た目のインパクトで、如何に客を威嚇し、驚愕させるかってのが最大の目的なのである。特に自分の様なテクの無いドラマーにとっては意外と効果的。まあ、これを一般的に「はったり」と呼ぶんだけどね😭
基本的には、あまり見たことの無いパーツを設置するのが手っ取り早くて効果的。そこで登場するのが変わり種シンバルってことになる。根がポップス志向なので(いや、お前はハードロックだろとよく言われるが)、タムとかあんまり使わないし、まあ、無くてもいい(笑)。代わりに小径のシンバルを10枚くらい横並びに設置したらカッコイイかなと。まあ、実際はしてないけど。いや、考えてみたらハットも含めて現在7枚の小径シンバルも所有しているのだから、あながち夢ではないな。

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というわけで、本題。今回のブツはMEINL(マイネル)の GENERATION X 10" FILTER CHINA、初MEINLだ。見ての通り、小径のチャイナである。基本的にチャイナタイプはひっくり返してセッティングするのだが、こうすることによって、チャイナ独特の音が出る。しかし、これが小径となると話は違って、そんな音、つまりカーマイン・アピスなんかがよくやる、スティックで刻むあの音は出ないのである。感覚としては、やはりスプラッシュとチャイナの音が混じったような音で、サスティンはそれなりに長いが、まあ、この辺りはフェルトの挟み付け具合でどうにでもなる。よく見ると、小さな穴が12個空いていて、これがサスティンの調整をしているのだと思われる。表面にはプリント塗装かレーザーエッチングかわからんけど、変な文様が描いてあるが、これが音に対しての何らかの効果、つまり音色の調整等の意味があるのかは不明。小径のシンバルは基本的に全部エフェクト系なので、正直、トップの様にリズムを刻むのにはちょっと無理がある。普通にスティックで叩くと、うるさくて話にならない。まあ、ロッドでなんとかなるって所かな。音量はそれなりのバカでかい音は出せるし、うるさいので、エフェクトとしての役割は十分果たせるのは確か。バスドラムレスな現場でも、インパクトは出せるからいいんじゃないかな? 価格は、最安値を探して珍しくAmazonで購入したが、8131円。因みに、このチャイナに3個のジングル(タンバリンに付いてるやつね)が付いたGENERATION X 10" JINGLE FILTER CHINAというのもあるが、価格はほんの数百円しか違わない。YouTubeのメーカーサイトで音比べをした結果、今回はジングルなしのものにした。まあ、シンバル同士を重ねて収納できないから、ってのが一番の理由なんだけどね。

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