LP® RIDGE RIDER COWBELL (LP008-N) を手に入れた!

コロナ禍以降、様々なパーカッション類を集めてきたが、最初に買ったのがカウベルアゴゴベルだった。両方ともプレイテック製で、カウベルはSMLの3種類買っても1,320円とすごぶる安かったんだが、当然ながら音も良くない(同時に買ったアゴゴベルは全く使い物にならなかった)。だが、一応カウベルですよ、くらいの音は出るので、なんとなく使ってはいたのだが、バンド仲間が使っていたLPのTommy Leeモデルの音を聴いた時、圧倒的なまでの次元の違いを痛感し、本格的なカウベルを買う決意をしたという次第。

左、Tommy Leeモデル。右、RIDGE RIDER COWBELL。

このTommy Leeモデルはカウベルの中でも、かなり低音の部類に入るので、骨太なハードロック系によく合う。まあ、これを買ってもよかったんだが、どうせなら別の物をと思い、YouTubeなんかを参考にして様々なタイプのカウベルを試聴してみた。基本的にはブラックコーティングされていないタイプのものは、ロック系というよりは本格的なラテン系で、甲高い音が特徴的だ。先に手に入れたミニティンプスに合わせるにはこちらの方が良いが、ただ、オールマイティというわかには行かない。そこで、やはりブラックのロック寄りへ目標を定め、最終的にはLPのRIDGE RIDER COWBELLに決定! 見た目は開口部が大きく高さがあり、二枚の鉄板を組み合わせて作った典型的なカウベルの形だ。ひと際目を引くのが、開口部上部にある赤いプラ製のプロテクターだ。この部分を叩くことによって、金属的な甲高さが低減され、より骨太な音が出る。音域としては低音方向だが、Tommyモデルよりは高い音。倍音成分が多く存在感もたっぷりで、実際に叩いてみると、かなり大きな音が出る。曲によってはミュートしたり力を加減して叩かないと、曲の雰囲気を大きく損なう可能性すらある。しかし、さすがは老舗の名門メーカー、そこらのカウベルとは一線を画す音だ。ちなみに、Tommyモデルは取り付け部分が普通のウィングナットとチューニングキーの二点で締め付ける仕組みだが、こちらはごく普通のウィングナット。まあ、怪力で叩かない限りはこれで十分だ。
最後になったが、購入価格はお馴染みサウンドハウスで7,680円だった。

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