お酒と料理

『Evan Williams 12YEARS 』(通称:赤)

久しぶりに、エヴァンの赤を買って来た。と言っても、アスカの操縦する、エヴァ弐號機の事ではないwエヴァン・ウィリアムズ(Evan Williams)は、個人的にエズラ・ブルックス(EZRA BLOOKS)に次いで好きなシリーズだ。エズラとオールド・エズラ(OLD EZRA)が、…

ウイスキーに合うアルバム No.06 - ジャニス・ジョップリン 『パール/レガシー・エディション』(2009)

1967年、カリフォルニア州で行われた、モンタレー・ポップ・フェスティバル。当時、さほど有名ではなかった3人のアーティストが、この音楽祭により一躍脚光を浴びることになる。ジミ・ヘンドリックス、オーティス・レディング、ジャニス・ジョップリンである…

胡椒爆弾? TALISKER 10

タリスカー10("TALISKER 10")、実は初体験である。最初にちょいと気になったのは、その箱。左上方に斜めに刻印された"SKYE"の文字と謎のマークが。その横には小さな文字で"TALISKER"とある。これ、箱をよく見ると、実はスコットランド地方の地図が型押しされ…

ウイスキーに合うアルバム No.05 - ジミ・ヘンドリックス 『ファースト・レイズ・オブ・ザ・ニュー・ライジング・サン』(1997)

名曲とはいつのまにか自然と耳にしているものだが、自ら求めずに不意打ちの如く脳味噌に入り込んだ「紫のけむり」"Purple Haze(1967)"は、フニャフニャとした中学生の脳味噌にはあまりにも強烈過ぎた。更に、モンタレー・ポップス・フェスティバルでの放火プ…

ウイスキーに合うアルバム No.04 - ルー・リード 『トランスフォーマー』(1972)

前回は『ヴェルヴェット・アンダーグラウンド III』を紹介したが、となれば、流れとして、ルー・リードを取り上げないわけには行かないだろう。この『トランスフォーマー』"Transformer"(1972)は、言うまでもなくルーの代表作だが、このアルバムがヒットチャ…

お花見

今年は、関東では春一番も吹かず、なかなか暖かくならずにいたのですが、大嵐襲来の後、ようやく春らしい日が訪れ、本日は桜の花もようやく見頃となりました。というわけで、近くの公園へ花見に行って参りました! ちょいとばかり肌寒かったのですが、それで…

ウイスキーに合うアルバム No.03 - ヴェルヴェット・アンダーグラウンド 『ヴェルヴェット・アンダーグラウンド III』(1969)

ロックはドラッグやアルコールを抜きにして語る事は出来ないが、だからといって、当時(今も)、そういった文化が肯定されていたのかと言えばそうではない。イギリスでもアメリカでも、保守的な地域の方が遥かに多く、例えば、ビートルズがドラッグの発言をし…

ウイスキーに合うアルバム No.02 - ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ 『血と汗と涙』(1969)

プログレとは、何か説明の付かないバンドを押し込めるには持って来いのジャンルで、もしも、このバンドに「Spinning Wheel」という最大のヒット曲が無ければ、間違いなくプログレだったはずだ。ところが、この曲、あまりにもブラスが決まっていたのだ。故に…

ウイスキーに合うアルバム No.01 - エリック・クラプトン 『安息の地を求めて』(1975)

第1回目はエリック・クラプトンの『安息の地を求めて』 Eric Clapton"There's one in every crowd(1975)"だ。このアルバムに出会ったのは中二の頃だったと記憶している。クラスの音楽好きの間には、暗黙の掟みたいなものがあって、それは、誰かが持っているア…

ウイスキーに合うアルバム Introduction No.00

このブログを開設した当初、"〜なアルバムベスト10"みたいな企画を是非やってみたいと意気込んでいたのだが、いざ始めようと思うとこれが意外と難しい。最初はただ単に、お勧めアルバムを紹介しようと思ったのだが、それではあまりにも芸が無いので、とりあ…

ウイスキーを読み解く

新刊以外の書籍を書店で見つけるのは中々骨が折れる作業で、最近ではネット通販に頼りっきりなのだが、それでも極力書店には通うようにしている。そこには、やはり一期一会というものがあるからで、ページをパラパラとめくって、すかさずレジへ直行というも…

ハム三昧で行こう!

キリンの『今こそ! 選ぼうニッポンのうまい!2011』の懸賞で、岐阜県の明宝ハムの詰め合わせと、キリン一番絞り350ml×6缶が当たった!以前は、懸賞に応募すれば当たる、という時期があって、それを過ぎてここ数年はさっぱり。確か、このブログでうどんが当…

お正月に何を飲む? 2012

元日の朝は決まって日本酒を頂くのだが、それでいい気分になって二度寝なんぞをやらかして、日も傾きかけた頃になって、ようやく"聴き初め"を始めるってのが毎年の恒例。今年はラフロイグ10("LAPHROAIG 10")かボウモア12("BOWMORE 12")、どちらの封を切るか…

一汁一菜生活へ

ふと気が付けば今年も残すところあと一月半、外飲みの機会が増えるその前に、恒例の一汁一菜生活をやっておきましょうかね、と思っていた矢先に、中ってしまいました…宝くじ、じゃなくて、食中毒w 正直、今回は酷かった。原因は恐らく賞味期限の切れたスモ…

円高差益を飲み尽くせ!

日本経済の実態を反映していないと言われている円高で、製造業を始めとする各方面では様々な影響が出始めていますが、それでも、一消費者としては、円高差益の恩恵に与らない手はありません。しかし、美味しいスコッチが激安特価に!と思いきや、実際にはそ…

マルスウイスキー蒸留所

先週、厳しい残暑の陽射しから逃避すべく、クルマを駆って一路信州の蓼科へと向かったのだが、普段の行いがとっても良いおかげで、滞在の初日以外は全て土砂降りの雨w といっても、毎回この避暑地ではこれといった計画も立てずに、森林の散策や近所の池へと…

続・真夏の夜のウイスキー

"猛暑"と書いた途端、涼しい日が続いたり、また暑さがぶり返したりと、不安定な陽気が続いていますが、それでもやっぱり暑い夏の夜は、ウイスキーで暑気払い。というわけで、前回の続きです。先日、某量販店へ足を運んだところ、見慣れないスコッチが何本か…

真夏の夜のウイスキー

今年もまた猛暑となりましたが、例によりましてシングルモルトをチビチビ嘗めてなんかいられねーっ!ってわけで、最近ではハイボールなんぞを頂いているのですが、このブログでも何回か書いている様に、昨今の、何から何までハイボールといった風潮には異を…

『ECHO SPRING』 (エコー・スプリング)

酒量販店のチラシを見ていたら、見慣れぬバーボンが850円で売っていたので、早速買ってみた。『ECHO SPRING』。聞いた事がある様なない様な…、まあ安いからいいんですけどね。とりあえず買ってみたんだが、帰り、クルマの中が何か酒臭い。家に着いてから見る…

『ARDBEG TEN』 (アードベッグ テン)

アイラモルトに嵌るきっかけとなったのが"ラフロイグ10"。その後何種類ものシングルモルトを体験したが、やはりアイラからは抜け出せそうにないというのが、正直なところ。現段階では"ラガヴーリン16"が最高のお気に入りだ。その芳醇な味わいと滑らかな口当…

『サッポロウイスキー』 (札幌酒精)

サッポロ…ビールじゃありません、ウイスキーです!札幌酒精工業株式会社は文字通り、札幌を本拠地とする酒造メーカー…と、ここまでネットで仕入れた情報。そして、この『サッポロウイスキー』、実は初めて口にするブランド。かつて入手困難であった地酒や地…

『3&7』 マルスウイスキーの話

以前、量販店でマルスウイスキーを見つけ、その時は『マルス・アンバー』の記事を書いたのだが、その後、本坊酒造をネットで調べてみると、長らく休止していた駒ケ岳の蒸留所が今春より再稼動するとの事。手元のモルト専門書を見ると最後の仕込が1992年の3月…

OAK MASTER (メルシャン) 終売へ

『OAK MASTER(オークマスター)』が終売になる。また、下位にあたる最低価格のブランド『オーシャン・ラッキー』と、最高級ブランドの『軽井沢』(モルト)も終売となり、これにより、メルシャンのウィスキーは市場から完全に姿を消す事となった。オークマ…

お正月に何を飲む? OLD EZRA -OLD EZRA AGED 7 YEARS-

シングル・モルトに嵌って以来、毎日そればかりを飲んでいるのかと言えば、実はそうでもなく、バーボンもちゃんと頂いているのですが、ここ暫く見かけなくなっていたのが、以前からのお気に入りである"OLD EZRA"シリーズ。量販店でも手に入らず、仕方なくレ…

ト、ト、トリスの“トリス〈エクストラ〉” サントリー

トリスは数あるサントリーブランドの中でも最下位に位置するウイスキーで、個人的には滅多に口にすることはなくなってしまった。やはり、実売1,000円を切る価格のものはウイスキーとしてのランクがかなり落ちるからで、ましてやこのトリスのように実売600円…

MARS AMBER (マルス アンバー) マルスウイスキー

国産ウイスキーはニッカとサントリー、後はキリンくらいしか知らないという人も多いかと思うが、もちろんそれだけではなく、小さな国産ウイスキー・メーカー、及び、それらが所有する蒸留施設は幾つもある。その中には既に新たな仕込みを止めてしまった蒸留…

ハイボールを飲もう!

手のひら返し、というわけじゃないけど、こうでもしないと暑くてやってられませんなw ただし、先日の記事にも書いたように、ハイボールにするとどんなウイスキーでも大体同じ様な味わいになってしまいます。もちろん、スコッチで作ったそれと、バーボンのそ…

Fighting Cock 6 (ファイティング コック 6年)

今年もまた猛暑となり、連日うだるような日々が続いていますが、こうなると部屋で音楽を聴きながら、じっくりとシングルモルトを愉しむ、な〜んて、まったりとした飲み方ではやってられませんw 夏向きの飲み方としては、ご存知、ハイボールというものもあり…

久しぶりの一汁一菜生活

以前にも書いたが、飲み疲れで体が重くなってくると、一汁一菜の食生活を送ることにしているが、今回はそれがちょいとばかり遅かった様だ。即ち、体調を完全に崩してしまったのだ。夏風邪を連続して引いてしまい(2度目は食中毒かもしれない)、どうにも酒が…

コーン・ウイスキーを飲んでみた! PLATTE VALLEY (プラット・バレー)

ウイスキーといっても様々な種類が存在しますが、実はこのコーン・ウイスキーというものは飲んだことがなかったので、ここは後学のためにと思い購入してみました。といっても価格は1,000円前後と安価なのですが、味の方が全く想像つきません。そもそもコーン…