オーディオ&ビジュアル

松田聖子のSACD/CDハイブリッド盤、第3チクルス発売決定!

第2チクルスをもって完結と思われていた、雑誌「StereoSound」による松田聖子のSACD化企画。この度第3チクルスの発売が発表された。ファンの間から熱烈なリクエストがあった様で、それに応える形となった。ただし、今回は今までと違って、オリジナルアルバム…

『ザ・ビートルズ 1+』 ~デラックス・エディション~(完全生産限定盤)(CD+2Blu-ray) BD編。

今回紹介しているパッケージは、CD『1』のリミックス・リマスター盤と、ビデオクリップ映像が収録された『1』のBlu-ray、さらにその限定盤となる『+』のBlu-rayがセットになったものである。CDの方に関しては前回紹介した通り、リミックスという性質上その方…

『ザ・ビートルズ 1+』 ~デラックス・エディション~(完全生産限定盤)(CD+2Blu-ray) CD編。

『ザ・ビートルズ 1』("THE BEATLES 1")が初めて世に出たのが2000年の11月13日、つまり今から15年も前ということになる。この『1』とはイギリス本国かアメリカで1位を獲った曲のみを収録したもので、必然的にベスト盤となる。結果として爆発的な大ヒットを産…

松田聖子のSACD/CDハイブリッド盤を聴く〜第2チクルス『Windy Shadow』『The 9th Wave』編

オーディオ誌「Stereo Sound」とSony Musicの共同企画による、松田聖子のアルバムのSACD化第2チクルスが、通算第6弾となる『Windy Shadow』『The 9th Wave』を持って完結した。今回の2作品はデジタル・マルチ・テープより76cm/secのアナログ・テープに落とさ…

松田聖子のSACD/CDハイブリッド盤を聴く〜第2チクルス『Canary』『Tinker Bell』編

松田聖子のSACD第二チクルス、『Canary』と『Tinker Bell』が手元に届いたので、早速聴いてみた…が、その前に、実は今回、発売までにちょっとした騒動があったので、まずはその話から。 この2作の予約が始まったのが今月(2015年9月)の頭だったが、開始して…

松田聖子のSACD/CDハイブリッド盤を聴く〜第2チクルス『North Wind』『Silhouette』編

松田聖子のSACD化プロジェクトの第2チクルスの第1弾『North Wind』『Silhouette』が発売になった。前回の徹を踏まぬよう、今回は予約開始日に予約、入金を済ませておいた。その甲斐あってか、発売日当日に無事郵送されてきた。パッケージは第1チクルス同様、…

松田聖子のSACD/CDハイブリッド盤、第2チクルス発売決定!

オーディオマニアから大絶賛された松田聖子のSACD/CDハイブリッド盤。その第2チクルスの内容がついに発表された。…と、その前に"チクルス"ってなんぞ?と思い調べてみたら、同一作曲家の作品を連続して演奏する事を指すのだとそうだ。恐らくクラシック音楽…

松田聖子のSACD/CDハイブリッド盤を聴く〜『SQUALL』『ユートピア』『SUPREME』編

オーディオ誌「Stereo Sound」制作による松田聖子のSACD/CDハイブリッド盤6作品のうち、『風立ちぬ』『Pineapple』『Candy』の3作品については、このブログで紹介して来たが、今回は残りの3作品をまとめて紹介して行きたいと思う。デビュー作『SQUALL』。ア…

松田聖子 『Pineapple』 のSACD/CD ハイブリッド盤を聴く(その2)

雑誌「Stereo Sound」とソニー・ミュージックの共同企画による松田聖子のSACDプロジェクト第2弾、『Pineapple』のレビュー、そのつづき。(その1)はこちらになります。今回はアナログ盤でいうところのB面、06〜10までのレビューとなります。まずは06曲目「…

松田聖子 『Pineapple』 のSACD/CD ハイブリッド盤を聴く(その1)

前回の『風立ちぬ』のSACD/CD ハイブリッド盤に続き(こちらとこちら)、今回は『Pineapple』のレビューである。このアルバム、Blu-Spec CD2のレビューは以前にも書いたのだが(こちら)、SACDではどんな音になっているのだろう? しかし、この胸のトキメキ…

松田聖子 『風立ちぬ』 のSACD/CD ハイブリッド盤を聴く(その2)

『風立ちぬ』のSACD/CD ハイブリッド盤を聴く(その1)からの続き。さて、ようやくB面である。B面のサウンド・プロデューサーは大滝詠一の盟友である鈴木茂だ。このサイドではシングル曲の「白いパラソル」を除く残り4曲の編曲及びギターを担当している。当然…

松田聖子 『風立ちぬ』 のSACD/CD ハイブリッド盤を聴く(その1)

去年の11月に『Candy』SACD/CD盤のレポートを書かせて頂いたが、その時のお約束通り今回は『風立ちぬ』のSACD/CDハイブリッド盤のレポートをお送りする。このSACD/CDはSony Musicと雑誌Stereo Soundの共同企画で、第1弾が『SQUALL』『風立ちぬ』、第2弾が『P…

ディスク・メディアの収納を考える

もう何年も、ビデオカメラで自分達のバンドのスタジオやライブ動画を撮影しているのだが、データの管理には細心の注意が必要で、毎回何重ものバックアップを取る様にしている。HD動画の場合、まずはSDカードの内容をPCのHDDにフルコピーする。更に同じデータ…

松田聖子 『Candy』 のSACD/CD ハイブリッド盤を聴く

タイミングが悪いとはこの事で、松田聖子の80年代のアルバムを当時のアルバム発売日に合わせて、順次新しいCD(Blu-spec CD2規格盤)で買い直して行こうと思い立ったのが去年の秋。『風立ちぬ』『Pinepple』と来て、お次は『Candy』という段になって、なんとSA…

ラジのCBS/SONY時代のアルバム(初CD化3作品を含む)が、ついにリイシュー! 

かつて、EMIレコーディング・スタジオ(現アビー・ロード・スタジオ)の第2スタジオには、ビートルズが録音したものはどんなものであろうと破棄してはならないという決まりがあった。それが、きちんと明文化されていたのか、或いは不文律の様なものであった…

Pioneer BDP-170

少し前にこのブログで、パイオニア経営危機の記事を書いたんだが、その時、パイオニアのHPで最近の製品を色々と調べていたら、思わず食指を動かされる製品が幾つかあった。もちろん、高級機には手を出せないんだが、まあ、少しでも再建のお役に立てれば、と…

オーディオマニアの行方

かつては、音楽好きの男子ならば、オーディオってのは自動的に自分の趣味に組み込まれたものだが、ここ最近では、ポータブルオーディオなんていう、随分とちっぽけな世界に集約されちゃって、なんか、男のロマンもへったくれもねぇなあと思うわけです。まあ…

ピュア・オーディオの行方

最近じゃスマホやポータブル・オーディオに押されて、すっかり元気をなくしてしまったピュアオーディオ。ポータブル・オーディオ派はダントツに若者が多いが、彼ら曰く、高音質は必要ない、のだそうだ。しかし、彼らが高音質に拘らないのは、"高音質"を知ら…

ライブを撮る!

最近じゃあ、本業のドラムよりもビデオ撮影でのお呼びが多く掛って、正直、プレイヤーとしてはあんまり褒められたもんじゃない。だけど、最終的にひとつの作品(DVDやBD)として完成させるってのは、それなりの達成感があるので、尚且つそれで喜んでもらえる…

Panasonicのブルーレイディスクレコーダー「DIGA」DMR-BWT530が発売に!

というわけで、ちゃんちゃんwあ、いや、実は、この後継機種発売は織り込み済みで、2ちゃんのスレッドでも10月下旬か11月頭頃に発表があるという情報は既に流れていた。発売直後の価格がどれくらいになるのかは全く判らないが、"BWT520"の店頭価格は家電量…

Panasonicのブルーレイディスクレコーダー「DIGA」DMR-BWT520を買った!

久しぶりに録画機を購入。HDD&ブルーレイ(以下BD)である。かつて、ビデオテープという記録メディアは、普通に操作しているにもかかわらず、パーツの劣化に起因するやテープの破損や破断、また、画質の経年劣化といった呪縛から逃れることが出来ず、自分に…

わずか32GBのラララ

クルマを新しく買い換えた(その話は、またの機会にでも)。搭載されたナビのオーディオ機能では、一応32GBまでのSDカードに対応しており、以前のカーステの様に、CD-RにMP3のデータを書き込んで使ったりする必要がないので、超楽チンだw そもそも、普段の…

レコード再生環境再構築

何回かの引越しを経て、ダンボールにしまったままのレコードが徐々に増えていき、遂にはレコード・プレイヤーすら設置しないまま長い時間が経ってしまった。もう、CDの枚数がレコードの何倍にもなってしまい、その間にLP時代のアルバムも次々とリイシューさ…

大滝詠一 『ロング・バケイション 30周年盤』 発売!(後編)

大滝詠一本人も言っている様に、今回のリイシュー盤のメインは"純カラ"である。純粋なカラオケなので、各楽器の音がしっかりと聴き取れるし、何よりもアンサンブルの仕組みがよく判るのがいい。また、大滝サウンドで重要な役割を担うSE(効果音)がより効果…

大滝詠一 『ロング・バケイション 30周年盤』 発売!(前編)

大滝詠一の『ロング・バケイション 30周年盤』(A LONG VACATION 30th Edition with Original Instrument Tracks Album)が3月21日、ついに発売になった!今回の目玉は何と言ってもDisc-2に収録された"純カラ"だろう。ボーカル・ラインをなぞるリード楽器音の…

エコポイントの規模縮小に煽られて、TVを地デジ化してみた! その2

本日(11月24日)最新の地デジTV普及率が発表されましたが、それによると9月時点での世帯普及率が9割を突破したそうです。しかし、この“世帯普及率”ってのは、その家にあるアナログTVが全て地デジに替わったっという意味ではないわけで、例えば、リビングは…

エコポイントの規模縮小に煽られて、TVを地デジ化してみた! その1

というわけで、タイトル通りですw エコポイント12,000点&リサイクルポイント3,000点に目がくらんで、ついに地デジ化する事にしました(リサイクルポイントは、実際にはリサイクル手数料でほぼ相殺されます)。しかし、今回のエコポイント縮小の煽りを食っ…

とりあえず、ビートルズの『青盤(Tha Beatles 1967-1970)』の最新リマスター盤を聴いてみた! その2

…続き。いよいよその音質に迫ってみるのだが、今回のリマスターはブックレットの最後に明記されている一文(All Tracks Didital Remaster P 2009…)からも判る通り、2009年にリマスターされているが、問題なのはその時期で、090909プロジェクトで作成された…

ライブラリーを作ろう! 3

MP3プレイヤー用のライブラリー作りもいよいよ大詰め。今回は、前回紹介したサウンドエンジン フリーSoundEngine Freeのオートマキシマイザー機能を使って、オリジナル音源のレベルを引き上げ、更にグラフィックイコライザー機能を使って音質を補正する。と…

ライブラリーを作ろう! 2

ポータブルMP3プレイヤー用のライブラリー作成は、遅々として進んでいない。実は、70曲程度を終えた時点で、暫定的に聴いてみたのだが、当時のCD音源と最近リマスターされたそれとでは、あまりに音質や収録レベルに違いがありすぎた。そこで、もう一度リッピ…