2012-01-01から1年間の記事一覧

御射鹿池(みしゃかいけ)にて

日付は前後する。毎年避暑に訪れる蓼科だが、今年は一ヶ月ほど前倒しして出掛ける事となった。今年は既に猛暑となったが、出発当日の7月21日は非常に寒く、蓼科に着いても大して気温が変らなかった。そして、相変わらず普段の行いがよろしいので、やはり…

わんこがウチにやって来た ワン!ワン!ワン!

希少種である"オーストラリアン・ラブラドゥードル"。希少種というよりは、まだまだ新種の犬と位置づけた方がいいか。その名の通り、ラブラドールとプードル、更にコッカー・スパニエル等を掛け合わせた犬種である。人へ癒しを与え、犬アレルギーを持つ人と…

ディープ・パープルのKB、ジョン・ロード氏が逝去。

ディープ・パープル第四期のギタリスト、トミー・ボーリンが、オーヴァー・ドーズにより若くして鬼籍に入ったのが1976年。それから36年の後、パープルの屋台骨であった、最年長のジョン・ロード氏が、癌の為逝去した。享年71歳。パープル再結成後に、体調的…

『Evan Williams 12YEARS 』(通称:赤)

久しぶりに、エヴァンの赤を買って来た。と言っても、アスカの操縦する、エヴァ弐號機の事ではないwエヴァン・ウィリアムズ(Evan Williams)は、個人的にエズラ・ブルックス(EZRA BLOOKS)に次いで好きなシリーズだ。エズラとオールド・エズラ(OLD EZRA)が、…

アニメ『謎の彼女X』が放送終了

プラトニックである、のか? 今期アニメの話題を攫った『謎の彼女X』が終了した。本題に入る前に、まずは訂正から。以前書いた記事では記憶が錯綜していた為、ふたりの間でファーストキスが交わされたかのような記述をしたが、あれは誤りで、それは、明の夢…

OCを題材にした二ノ宮知子の新作『87CLOCKERS』 第1巻

自作er(ジサッカー)は何故PCを自作するのか?と問われれば、それは、メーカー製に無い、自分の目的に特化したPCを手に入れたいからに他ならない。例えば、ゲーマーならば、3D描画に特化したそれを構築する為に、グラフィックボードに重きを置いた構成を考え…

丸尾末広 『瓶詰めの地獄』

丸尾末広、久々の新作単行本である。表題作は、原作が夢野久作で、船の難破により離れ小島に漂着した兄妹の物語である。ビール瓶に封印された、兄がしたためた三通の手紙。孤島のパラダイスは、兄妹の心身の発達と供に、やがて地獄へと変貌して行く。他の作…

SWITCHED-ON LOTUS

ヒメスイレンの花。1年に一度、晴天が続けば2日、雨模様なら半日と持たない。運が良ければ、1ヶ月の間に2〜3個の蕾を付ける。毎年、この時期に、この儚い花を見るに付け、この1年で逝ってしまった彼や彼女達の事を思うのだ。その魂が、どうか浄化されますよ…

SATA3(6Gbps)のHDDを換装 : 追記

今回の作業は、"増設"ではなく"換装"である。理由は、頻繁に使うことのないデータを常時接続しておく意味があまり見出せないので、今まで使用していたHDDを動画等のデータ置き場として取り外し、性能の良い新しいHDDを常時接続としたのである。もう少し詳し…

SATA3(6Gbps)のHDDを換装

メイン機は相変わらず絶好調で、問題があるとすればバンド演奏等のプライベートな動画がHDDを圧迫し始めたという事くらい。このメイン機を組んだのは2010年の10月後半で、当時はまだSATA3という規格が一般的ではなかった。M/Bを選択する時の絶対条件が、この…

HDビデオカメラ Canon iVIS HF R21にワイドレンズを装着

以前紹介したHDビデオカメラCanon iVIS HF R21。一番の問題点は、レンズ径が34mmと極めて特殊で、汎用の特殊レンズ等が装着できない事。ネットで色々と調べてみると、この34mmはキャノンでのみ採用されているらしく、今回必要となるワイドレンズそのものも、…

ウイスキーに合うアルバム No.06 - ジャニス・ジョップリン 『パール/レガシー・エディション』(2009)

1967年、カリフォルニア州で行われた、モンタレー・ポップ・フェスティバル。当時、さほど有名ではなかった3人のアーティストが、この音楽祭により一躍脚光を浴びることになる。ジミ・ヘンドリックス、オーティス・レディング、ジャニス・ジョップリンである…

"Drum Crazy"Bonzo!!

今月号の『レコード・コレクターズ』(2012年6月号)の特集は、先月の「20世紀のベスト・ギタリスト100」に続いて、「ベスト・ベーシスト/ドラマー100」だ。ギタリスト編では1位がジミ・ヘンドリックスと、誰もが期待し、予想していた通りの結果となった。そ…

胡椒爆弾? TALISKER 10

タリスカー10("TALISKER 10")、実は初体験である。最初にちょいと気になったのは、その箱。左上方に斜めに刻印された"SKYE"の文字と謎のマークが。その横には小さな文字で"TALISKER"とある。これ、箱をよく見ると、実はスコットランド地方の地図が型押しされ…

HDビデオカメラ Canon iVIS HF R21を手に入れた!

バンド活動の記録用として使用していたビデオカメラが、諸事情により使えなくなってしまったので、新しいものを急遽調達することになった。とりあえず、それなりのモノを早急に用意しなくてはならなかったので、近所のPC専門店にて、アウトレット扱いで売っ…

ウイスキーに合うアルバム No.05 - ジミ・ヘンドリックス 『ファースト・レイズ・オブ・ザ・ニュー・ライジング・サン』(1997)

名曲とはいつのまにか自然と耳にしているものだが、自ら求めずに不意打ちの如く脳味噌に入り込んだ「紫のけむり」"Purple Haze(1967)"は、フニャフニャとした中学生の脳味噌にはあまりにも強烈過ぎた。更に、モンタレー・ポップス・フェスティバルでの放火プ…

『僕はビートルズ』が完結!

かわぐちかいじ×藤井哲夫(原作)の『僕はビートルズ』の9〜10巻が同時発売となり、遂に完結した。※以下ネタバレ注意!後楽園球場でのコンサートも無事成功し、コンベンションの為に渡英したFAB4のメンバーは、現地でビートルズのマネージャー、ブライアン・エ…

レコード再生環境再構築

何回かの引越しを経て、ダンボールにしまったままのレコードが徐々に増えていき、遂にはレコード・プレイヤーすら設置しないまま長い時間が経ってしまった。もう、CDの枚数がレコードの何倍にもなってしまい、その間にLP時代のアルバムも次々とリイシューさ…

謎のアニメ『謎の彼女X』

熱烈なアニメファンてわけじゃないのだが、番組改変期になると面白そうな作品はチェックして、第1話が面白ければ見続けることにしている。当然、全く見ない時期もあるし、いくつもの作品を見る時期もある。今期、最も強く惹かれたのが、この『謎の彼女X』と…

妄想という名の記憶

子供の頃の記憶というのはとても曖昧で、例えば、非常に現実離れした体験であっても、それは(大抵の場合)大人に話した瞬間、嘘になってしまう。だから、その時に起きた本当の奇跡なんてのは、誰の記憶にも残ってはいない。ただ、もし、そういった奇跡が現…

ウイスキーに合うアルバム No.04 - ルー・リード 『トランスフォーマー』(1972)

前回は『ヴェルヴェット・アンダーグラウンド III』を紹介したが、となれば、流れとして、ルー・リードを取り上げないわけには行かないだろう。この『トランスフォーマー』"Transformer"(1972)は、言うまでもなくルーの代表作だが、このアルバムがヒットチャ…

お花見

今年は、関東では春一番も吹かず、なかなか暖かくならずにいたのですが、大嵐襲来の後、ようやく春らしい日が訪れ、本日は桜の花もようやく見頃となりました。というわけで、近くの公園へ花見に行って参りました! ちょいとばかり肌寒かったのですが、それで…

今年のお布施『ナイアガラトライアングル vol.2 30th Edition』を聴く

毎年恒例となった、ナイアガラ関連のリイシュー盤発売。今年のブツは『ナイアガラトライアングル vol.2』の30周年記念盤。またか!の声も聞こえてきそうですが、まあ、ナイアガラーにとっては年に一度のお布施ですからwでは、さっそくその内容について。今…

ウイスキーに合うアルバム No.03 - ヴェルヴェット・アンダーグラウンド 『ヴェルヴェット・アンダーグラウンド III』(1969)

ロックはドラッグやアルコールを抜きにして語る事は出来ないが、だからといって、当時(今も)、そういった文化が肯定されていたのかと言えばそうではない。イギリスでもアメリカでも、保守的な地域の方が遥かに多く、例えば、ビートルズがドラッグの発言をし…

Requiem for 3.11

あの未曾有の大災害、東日本大震災から今日で1年を迎えた。だが、被災地の復興は遅々として進まず、原発の今後も含め、問題は山積したままだ。それにしても、ここの所の不可解、いや、不快に思う事の多さよ。復興の為の第一歩であるはずの瓦礫の撤去、その受…

くらもちふさこ『花に染む』第3巻

月刊誌に連載されている作品は、当然、コミック化されるまでに時間が掛かるので、新刊の捕捉がついつい遅れがちになる。あれ〜、いつのまにか『花に染む』の最新刊が出ていたよ。彼女の作品は、かなりの注意力を払って読み解かないと、ストーリー展開に上手…

ウイスキーに合うアルバム No.02 - ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ 『血と汗と涙』(1969)

プログレとは、何か説明の付かないバンドを押し込めるには持って来いのジャンルで、もしも、このバンドに「Spinning Wheel」という最大のヒット曲が無ければ、間違いなくプログレだったはずだ。ところが、この曲、あまりにもブラスが決まっていたのだ。故に…

ウイスキーに合うアルバム No.01 - エリック・クラプトン 『安息の地を求めて』(1975)

第1回目はエリック・クラプトンの『安息の地を求めて』 Eric Clapton"There's one in every crowd(1975)"だ。このアルバムに出会ったのは中二の頃だったと記憶している。クラスの音楽好きの間には、暗黙の掟みたいなものがあって、それは、誰かが持っているア…

ウイスキーに合うアルバム Introduction No.00

このブログを開設した当初、"〜なアルバムベスト10"みたいな企画を是非やってみたいと意気込んでいたのだが、いざ始めようと思うとこれが意外と難しい。最初はただ単に、お勧めアルバムを紹介しようと思ったのだが、それではあまりにも芸が無いので、とりあ…

書籍の広告に物申す

以前、かわぐちかいじの『僕はビートルズ』の巻末にあった次巻予告に対して苦言を呈した。それは、それがネタばらし以外の何ものでもなかったからだ。同じ講談社刊行のコミックはこういうことを平気でやるので、連載をリアルタイムで読んでいない者は注意が…