音楽
PAiSTe 2002 SPLASH 8"である。今更述べるまでもないが、この2002シリーズは名器である。ボンゾ、イアン・ペイス等、名だたるドラマーに愛用されてきた歴史あるシリーズで、その響きは未だ他の追従を許さず、現在でも世界中のドラマーから愛用されている、い…
今年はコロナ禍の影響でやりたい事がほとんどできなかった…なーんてのが、実は体のいい言い訳になっていたりして、ちょいと忸怩たる思いに駆られたりする今日この頃。しかし、自分も含め、音楽仲間たちが、思う様にバンド活動や音楽活動が出来なかったという…
キング・クリムゾン『クリムゾン・キングの宮殿』が発表されたのが1969年。それからなが~い年月を重ねて、去年でなんと50年! それを記念して発売された本作品だが、音源はどれも似たり寄ったりで、食指を動かされる理由は実はさほどない。それでもこれを購…
で、結局『Dark Horse Years 1976-92』で一番のお勧めは何なの?と訊かれれば、迷わず、いや、一応、迷ったふりはするけど、『クラウド・ナイン』”Cloud Nine”と答えるだろう。 というわけで、このアルバムは売れに売れたわけです。自分はこの時期、洋楽には…
『Dark Horse Years 1976-92』を聴く、続き。 前回も書いたが、このBOXに収納されたオリジナルアルバムはほぼ夢中になって聴いた記憶がない。しかし、このアルバムだけは、かなり聴いた、と思っていたのだが…。 そのアルバム、『想いは果てなく〜母なるイン…
CDのBOXセットってのは随分と罪作りな代物で、何か持ってるだけで満足しちゃう。さすがにそれはまずいだろうって事で、一応、通り一遍は聴いてみる。聴いてはみるけどさ、たかだか1回や2回聴いただけで、作品の本質を理解できるはずもなく、まあこんなもんか…
以前、楽器屋の店頭で、PAiSTeの恐ろしく鮮やかな青色のCHINA16”を見かけて、強烈に惹かれてしまったのだが、調べてみるとColor Sound 900というシリーズで、元々ある900というシリーズに着色を施したものらしい。色は黒、赤、青、紫の四色で、カラーコーテ…
HMVから『Dark Horse Years 1976-92』US盤BOXセットのデッドストックが大量入荷とのメール。そんなの騙されないぞ!と思いつつ調べてみると、これ、そもそもが27,000円オーバーのボッタ価格。それが、キャンペーン価格で19,000円になっている。更にスペシャ…
実は今回のこの記事、一度はボツになった。なので、こうして1月末まで下書きのままだったわけなんだが、理由は最後まで読んでくれれば判るが、一応、ボツにする前に、この企画ってどれくらい続けているんだろうと、ふと疑問に思い調べてみた。記憶では、なん…
最近、何かと偶然的な出来事に出くわすことが多くて、なにやら戦慄を憶えたりする事しきり。先日、例によって密林を彷徨っていたら、たまたま数年前にリイシューされたラジ(Rajie)のCDのうちの1枚がとんでもなく高値で、まあ、こういう時は今後の入荷が見…
2020年が始動したが、このブログは相変わらず放置。いや、それじゃいくらなんでも可哀想だろう!という事で、今年も愛を持って記事を書くことにしました。 早速2019年の音楽活動を振り返ってみる。本家OLiveDriveの活動は相変わらず不定期で、まあそれは各メ…
新しく買ったLM402。ライブやスタジオで使ってみて色々と音を詰めてみたんだが、あれやこれややっているうちに何か深い沼に嵌ってしまって抜け出せない状態(笑)。まあ、バンドによって音も変えないといけないし、ちょっと大変なんだな、これが…。少し変更…
荷の到着を待つ事ががこんなにもわくわくするんだって感覚を久々に味って、ようやく到着したオレのスープラフォニック(笑)。逸る気持ちを抑えつつ、カッターでブツを傷つけないように慎重に開封の義を行う。ライブハウスなんかの床によく転がってる見慣れ…
数か月前の話になるが、新しいスネアを手に入れた。今回の購入に際しては、実はかなり熟考した。そもそもスネアを購入すべきなのか?から始まって、買うとしたらどんなスネアにすべきか、かなり時間をかけて考えた。 まずは、スネア自体を買うべきか否かにつ…
ギーゼキング(Walter Gieseking)のドビュッシー作品集が1,000円程度で売っていたので買ってみた。彼は1956年に亡くなっているので、自分が生まれる前に活躍していたピアニストだ。CDは5枚組で、それぞれの紙ジャケの裏に虫眼鏡じゃないと見えないくらいの…
今の時代、音楽活動を続けるってのは、そんなに難しい事じゃないし、ネットを使えばCDなんか作らなくったって、作品を世に出すことも可能だ。でも、バンドを続けるってのは、そう簡単な事じゃない。もしもバンドマンのあなたが、今、何の不自由もなく、バン…
死ぬほど好きになった女の子がいて、しかし、ある日突然別れを告げられる「あなたとはもう逢いません」と。それからウン十年経ったある日、友人から連絡を受ける。彼は、自分は不治の病に侵されている、そして、死ぬ前にどうしても伝えたい事がある、と言い…
年末に入手したアルバムは全部で6枚だが、実は年内に間に合わず、年明け5日過ぎてから到着したブツが1枚あった。それはディランのドキュメンタリー作品『ノー・ディレクション・ホーム』のサントラ盤である。マーティン・スコセッシ監督によるこのドキュメン…
数年ぶりに復活のこのテーマ。しかし、もう1月も終わろうとしている今、こんな記事に興味を持つ人もあまりいないだろうという予感もするが、とりあえず、まあ、新年一発目という事で、早速行ってみよう! ところで、ここ数年、元日は「座音会」という音楽サ…
中二の時、リアルタイムで初めて買ったクラプトンのアルバムが『安息の地を求めて』。正直、ハードルが高すぎて、それを理解するのに結構な時間を要した記憶がある(現在ではマストアイテムだ)。もちろん、クリームなんかを買ってもよかったんだが、何故か…
先日ホームセンターで時間を潰していた時の話。よく、ワゴンに本人歌唱、だとか、オリジナル音源、だとか銘打って、格安で並んでいるCDなんかを見かける。最近では、昔のディズニー映画がワンコイン(500円じゃなくて100円ね)で売っていたりする。そこで見…
生粋のナイアガラーである。と言いたいところだが、違う。んじゃあ、やっぱり『ロンバケ』から入ったクチ? と訊かれて、もちろん!と言いたいところだが、それも違う。自分でもはっきりとしないのだが、徐々にナイアガラの深淵に足を踏み入れて行ったという…
以前『海洋地形学の物語』のSACDの記事を書いたんだが、そのSACDの希少性(要するに限定盤)に危機感を覚え、結局『こわれもの』『危機』『リレイヤー』も購入したんだが、音質的にはイマイチの感があった。まあ、いくらSACDが超高音質だからといっても、リ…
インプット-アウトプットという言葉がある。優れたものを生み出すためには、優れたものを吸収する必要があるとう意味なんだが、僕等バンドマンは、プロ、アマに限らず、優れた音楽、或いはそれに付随するアート等の様々な事象を咀嚼・吸収して、新しい何かを…
ビートルズ『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』の50周年記念盤。購入した"スーパー・デラックス・ボックス・セット"では、2CD版のDisc-2「コンプリート・アーリー・テイク」が、2枚(Disc-2〜3)に拡充されている。[Disc-2 コンプ…
ビートルズ『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』("Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band"1967)の50周年記念盤。発売当初の喧騒からはや1ヵ月が過ぎたが、内容としては決して満足するものではなかったと明言したい。何か、もうひ…
久しぶりのライブ。正式なバンドとしては多分2年ぶりくらいだった。音楽活動を本格的に再開させたのが約10年前。その時自分の中での決め事があって、それは何が有っても活動は止めないということだった。それは音楽に対する矜持とかそういうものじゃなくて…
何故かわからないけど、世の中にはタイミングってのがあって、それがいつまで経ってもどうしても噛み合わないって事がよくある。そのなかのひとつが、いつかは買おう買おうと思っているのに、何故か買えずに、未だに持ってないアルバムってのがある。まあ、…
ついにその全貌があきらかとなったビートルズ『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』の50周年記念盤。例によって、様々な組み合わせで製品化されるのだが、ビートルマニアは迷うことなく、スーパー・デラックス・エディション(4CD+DV…
高校生の頃に行われたジェフ・ベックの来日コンサート。その時帯同していたのは、ヤン・ハマーではなくスタンリー・クラークだった。当時はベーシストにスポットライトが当てられていた時代で、ルイス・ジョンソンやジャコ・パストリアスと並んで人気があっ…